流行に関する意識調査(女子高生・女子大生対象) 

2016年08月30日
フリューが運営する女子高生・女子大生の動向調査・研究機関『GIRLS'TREND(ガールズトレンド) 研究所』は、2016年7月に「流行に関する意識調査」を実施しました(サンプル数:189)。調査対象はいずれも、フリューが運営する、プリントシール機で撮影した画像を取得・閲覧できるサービス「ピクトリンク」の会員の女子高生・女子大生*です。
*高専生、専門学校生、短大生を含む

【調査結果】

TREND(1) 81.5%が「流行を作っているのは"高校生"」と回答。流行り言葉は46.6%がSNSで認知

「流行を作って日本に影響を与えていると思う世代は?」との質問に対して、回答者全体の81.5%もの割合が「高校生」と回答しました。また、流行への接点に関して調査したところ、流行っている言葉の入手先については第1位「友達との会話」(81.0%)に次いで、SNS関連が第2位(46.6%)にランクイン。SNSの中でも特に「Twitter」で流行り言葉を知る割合は、全体の43.9%を占める結果となりました。
Twitterが定着している女子高生・女子大生世代(2016年4月当研究所調査結果より)は、鮮度の高い情報に触れる環境下で流行の種を見極め、さらにそれを自然に拡散する力を持っているのかもしれません。なお、学校で流行っている言葉のランキング結果は、第1位「ワンチャン」、第2位「卍(まんじ)」、第3位「それな」、第4位「アモーレ」、第5位「り※了解の意」「うける/うけ」となりました。

TREND(2) 休日の外出先、「SNSで話題」「SNSウケする場所」が上位3位以内にランクイン

休日のおでかけ場所を決める際の参考先を調査したところ、第1位の「何も参考にせず、いつもの定番場所」(71.4%)に次いで、「SNSで話題になっている場所」が第2位(37.6%)、「SNS映えする写真が撮れる場所」が第3位(12.2%)となりました。女子高生・女子大生世代はLINEとTwitterの定着に加え、Instagramが台頭しています(2016年4月当研究所調査結果より)。また、写真撮影時にSNS投稿を意識する割合は72.3%にのぼります(2015年10月当研究所調査結果より)。画像がコミュニケーションの主体となっているInstagramの流行とこれらの意識が影響し、 "日常をSNSで情報発信する"という流れから、"SNSウケする日常を過ごす(さらにそれをSNSで発信する)"という流れへと逆転する現象が起きているのかもしれません。

TREND(3) 今ドキの制服スタイル、スカートはひざ丈、靴下は短めが主

近頃はどのような制服の着こなしが人気なのでしょうか。スカートの長さについては、「ひざ丈」が第1位(37.7%)となりました。第2位はひざからひざ上5cmまでの間の丈(29.9%)、第3位はひざ上5cmよりも短い丈(21.4%)でした。短めの丈への支持は健在ですが、ひざ丈が最も支持されているようです。また、制服にあわせる靴下については、「短め」が第1位(44.2%) 、「くしゅくしゅ」が第2位(30.5%)となり、 "短め"の靴下丈が人気のようです。かつてはミニスカートとルーズソックスが流行しましたが、最近は以前より長めのスカートに短めの靴下を合わせる制服の着こなしが主流のようです。


【調査概要】

調査期間:2016年7月15日(金) ~7月31日(日)
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:プリントシール画像共有サイト「ピクトリンク」会員の女子高校生、女子大学生等
(高専生、専門学校生、短大生を含む)
有効回答数:189サンプル

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