不眠症治療に関する意識と実態調査(40歳以上の男女対象) 

2016年08月30日
MSDは、日本全国の40歳以上の男女45,811名を対象に睡眠状態に関する1次調査を実施し、「不眠症状」があるもしくは不眠症治療薬の服用経験があると回答した人のうち9,400名に対し不眠症治療に関する意識と実態を明らかにするための2次調査を実施しました。(調査実施日:2016年6月24日~7月6日)

【調査結果概要】

約4割に受診が勧められる「不眠症」の疑い、不眠症治療薬は「やめられなくなる」と心配
―受診が勧められる「不眠症の疑いがある」に該当する人は全国で40.2%、「不眠症の疑いが少しある」人も含めると59.4%という結果に
―都道府県別の「不眠症の疑いがある」に該当する人の割合を見ると、東京都が45.6%と最多
―不眠の疑いがあり不眠の悩みを持っているにもかかわらず、医師へ相談していない人は58.2%
―不眠症治療を行っていない人の59.3%は、病院で処方される不眠症治療薬に対して「飲み始めたらやめられない」という印象を持っていた

不眠症治療薬服用者の約6割で服用期間が3年以上と長期化、不安を抱きながら治療継続
―不眠症治療薬の服用者は全国で7.2%、そのうち服用期間が3年以上にわたる人は56.2%と判明
―治療薬服用者が最も多いのは鹿児島県で9.5%
―服用期間が長期化している人が最も多いのは石川県で70.0%
―治療薬を服用している人は、「服用をやめると、また眠れなくなる(68.9%)」「薬に依存してしまう(63.5%)」と、服用中止による影響や治療薬依存に対する不安を抱いていた

不眠症治療薬の“減薬・休薬”について医師と話し合った患者は約3割
― 不眠症治療の進め方や治療方針について、「いつ、どのような状況になったら服用をやめるか」など“減薬・休薬”について医師と話し合った患者は、不眠症治療について医師に相談した患者の34.1%という結果に


【調査概要】
・調査目的: 40歳以上の不眠症治療に関する意識と実態の把握
・調査対象:
 (1次調査)全国の40歳以上の男女45,811名
 (2次調査)各都道府県で、不眠症の疑いがある※、もしくは不眠症治療薬の服用経験がある40歳以上の男女9,400名
 (各都道府県、男性100名、女性100名、合計200名:総計9,400名)
 ※不眠症判定の国際基準である「アテネ不眠尺度」を用いて、合計の点数が4点以上(「不眠症の疑いが少しある」とされる)に該当する人
・調査地域: 全国47都道府県
・調査手法: インターネット調査(調査会社:楽天リサーチ)
・調査実施日: 2016年6月24日(金)~7月6日(水)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[MSD]
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