インターネットにおける中古品の購入に関する意識調査(個人間取引の利用経験がある20代〜40代有職者男女対象) 

2016年08月30日
アクティブソナーは、インターネットにおける中古品の購入に関する意識調査を実施いたしました。

今回の調査結果では、中古品の品質を自己判断し購入を検討することができるカテゴリが、価格帯によって分かれることがわかった。高価格帯でも購入に抵抗がないのは、業者のサポートが普及している「不動産」や「自動車」といったリユース業界でも成熟している分野である。

一方で、高価格帯の「貴金属」や「ブランド品」に関しては、商品の品質に対して個人間取引や業者との取引でも自身で判断がつかず、需要はあるのに購入に対して抵抗があることがわかった。さらに、鑑定士による品質保証付の中古品の場合は、半数以上が購入対象にすると回答したことから、「貴金属」や「ブランド品」の中古市場では商品保証が強く求められていることがわかる。また、低価格帯で抵抗なく購入できるのは「アパレル」「雑貨」という品質を自己判断できる中古品であることがわかった。

【調査結果サマリー】

1) 中古品として抵抗がないのは「不動産」「自動車」
2) 中古品の購入に慎重になるのは、10,000円台から
3) 中古品の品質を自己判断で購入できるのは「アパレル」「雑貨」
4) 個人間取引で気軽に購入できる中古品は低価格帯の「雑貨」「アパレル」
5) 中古品としてプロの鑑定が必要なのは「貴金属」「ブランド品」
6) 鑑定士による品質保証付の中古品の場合、半数以上が「貴金属」「ブランド品」を購入対象に

中古品の購入は10,000円を超えると慎重に。抵抗がないのは「自動車」「不動産」
中古品の購入に慎重になる価格帯は、10,000円以上からが31.4%と最多。続いて、5,000円以上も23.4%となっている。多くの回答から、10,000円以内のものは中古品でも気軽に購入ができる結果となった
中古品を購入検討できる商品は、半数以上の53.4%が「自動車」と回答。2位は半数近い43.7%が回答した「不動産」という結果になった。3位の「アパレル」は、オークションやフリマアプリの普及により中古品に対する抵抗がなくなっていることがわかる。

商品の品質を自己判断し購入できる中古品は「アパレル」「雑貨」
商品の品質を自己判断でき、インターネットにおける個人間取引を通じて購入検討ができる中古品は、ともに「雑貨」「アパレル」が半数以上を占めた。一方で、購入検討対象になる中古品の半数以上を占めた「不動産」や「自動車」は、2割弱と商品の品質を自己判断はできないという結果に。ここから、低価格帯のものは中古品で購入することに抵抗がないことがわかる。
一方で、実際に商品を見ることができない個人間取引では、高価格帯のものは購入に不安を感じていることがわかる。先日の当社調査では、実際にインターネットにおける個人間取引で不安に感じたことがあるとの回答は8割を超え、うち約3割が実際にトラブルに巻き込まれたことがあると回答した。消費者にとってインターネット上で高価格帯の個人間取引はリスクを伴う印象が強いことが伺える。

プロの商品鑑定が必要だと思う中古品は「貴金属」「ブランド品」
プロの鑑定を必要とすると回答した中古品は、品質が自己判断できない「貴金属」や「ブランド品」、「不動産」など高価格帯の商品が8割以上を占めている。
鑑定士による品質保証付の場合、購入対象となる中古品は「貴金属」「ブランド品」が半数以上を占めた。


【調査概要】
対象者:個人間取引の利用経験がある20代〜40代の有職者男女442名
地域:全国
時期:2016年8月19日〜20日
実査機関:インターネットリサーチfasttask
 
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