ニホンモニターは、リオ五輪に関するテレビ調査をまとめました。

【調査結果】

◆五輪中継の5割を占めたNHK
リオ五輪の中継時間は、NHK(総合・Eテレ)と民放5局を合わせて約425時間となった。NHKは約218時間30分で全体の約5割を占めた。また、テレビ東京を除く民放は、1局あたり約40時間~約48時間で大きな差が見られなかった。

【局別中継時間】 合計:約425時間

【中継調査概要 】
■ 調査期間:2016年8月5日~2016年8月22日
■ 対象局:NHK(総合・Eテレ)/日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(東京地区地上波)
■対象番組:競技中継番組(生放送・録画)※ハイライト番組除く。

◆競技別報道量トップは「競泳」、メダル獲得競技が上位に
競技別では、メダルを獲得した競技が報道量を伸ばした。上位5競技の報道量は全体の約6割以上を占めた。

【競技別報道量(上位10競技)】 全競技:約407時間33分
競泳 58時間33分
卓球 56時間23分
体操 50時間23分
柔道 49時間57分
レスリング 44時間01分

◆「体操・内村航平選手」が選手別報道量でも金メダル、団体戦出場選手もランクイン
選手別のニュース報道量は、内村航平選手がトップとなった。個人総合と団体の両種目で金メダルを獲得し、報道量を伸ばす要因となった。また5位には、卓球の個人種目で日本初のメダルをもたらした水谷隼選手がランクインした。ヒーロー誕生にメディアも特集を組むなど大きく取り扱っていた。その他、団体戦で活躍した選手が揃って出演する番組も目立った。

【選手別報道量(上位10名)】

内村航平(体操)41時間57分
萩野公介(競泳)30時間53分
白井健三(体操)30時間33分
福原愛(卓球) 29時間56分
水谷隼(卓球) 24時間35分
石川佳純(卓球)20時間30分
瀬戸大也(競泳)19時間29分
伊藤美誠(卓球)18時間39分
松友美佐紀(バドミントン)18時間23分
高橋礼華(バドミントン) 18時間03分

【報道量調査概要】
■調査期間:2016年8月5日~2016年8月22日
■対象局:NHK総合/日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(東京地区地上波オンエア分)
■対象番組:ニュース・情報ワイドショー・スポーツ情報番組(ハイライト番組除く)
■集計方法:五輪に関する報道から競技結果、出場選手の動向などを抽出し、その報道量を時間(分単位)で集計。

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