木質バイオマスエネルギー利用動向調査(平成27年にエネルギーとして利用された木材チップの量(速報)) 

2016年08月24日
林野庁は、「木質バイオマスエネルギー利用動向調査」のうち、平成27年にエネルギーとして利用された木材チップの量(速報)を取りまとめましたので公表します。
全体で719万トン、このうち間伐材・林地残材等に由来するものは、123万トンとなりました。

1.当調査の概要について

「木質バイオマスエネルギー利用動向調査」は、木質バイオマス(注)のエネルギーとしての利用動向を把握するため、木質バイオマスを利用している発電機及びボイラーを有する事業所を対象として、事業所の概要、設備の利用動向、公的補助の活用状況、木質バイオマスの利用量を調査するもので、今年から開始しました。
平成27年の調査では、調査対象とした全国1,362事業所のうち、1,294事業所から回答がありました(回答率95%)。今般、エネルギーとして利用された木質バイオマスのうち、木材チップの量について、調査結果(速報)を取りまとめましたので公表いたします。

(注)木質バイオマスについて
木質バイオマスとは、バイオマス(動植物に由来する有機物)のうち木質であるものを言い、具体的には、木材チップ、木質ペレット、薪、木粉(おが粉)等を指します。

2.エネルギーとして利用された木材チップの量(速報)について

平成27年にエネルギーとして利用された木材チップの量は、全体で719万トンとなりました。このうち、「間伐材・林地残材等」に由来する木材チップは、123万トン、「製材等残材」に由来する木材チップは、152万トン、「建設資材廃棄物」に由来する木材チップは、431万トンとなりました。

3.その他

なお、調査結果のうち、木材チップを含む木質バイオマス利用量の確定値と、事業所の概要、設備の利用動向、公的補助の活用状況については、本年12月に公表する予定です。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[林野庁]
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