野菜に関するアンケート調査(20代~70代女性対象) 

2016年08月24日
らでぃっしゅぼーやは、20代~70代の女性を対象に、野菜に関するアンケート調査を実施しました。

【調査結果サマリー】

■野菜を必要と感じる時はどんな時?
・野菜を食べなきゃ!と感じる理由の1位は「外食が続いた時」
・20代は「肌荒れ」や「ダイエット」を理由としている方が他の世代より多い。

■20品目の野菜について、それぞれの好きな調理法を聞きました!
・じゃがいもの調理方法は年代があがるごとに、「揚げる→茹でる→煮る」の順で好みが変わる。
・どの世代もトマト、レタス、キャベツ、ねぎは「そのまま(生)」で食べられている。

■調理に困る野菜は・・・?
・「春菊」と「かぶ」はほとんどの世代が調理に頭を悩ませている。

■伝統野菜については、どのくらい知られている?
・伝統野菜を知っている人は半数以上(55%)。
・全国各地方にある伝統野菜の中でも「野沢菜」「安納芋」の認知は7割近くとかなりの高さ。

【調査結果】

■野菜を必要と感じる時(MA)
 20代は肌荒れが気になる時に野菜を必要と感じるという美容目的が多く、30・40代は外食や体調がすぐれない時に野菜を必要としており、50代以上は家族の健康が気になる時に必要と感じる方が多い。全体では“外食が続いた”が最も多いです。

■野菜を選ぶ時に重視すること(SA)
 野菜を選ぶ時、全ての世代は「鮮度」を重視するという結果でした。20代~40代については、つづいて「価格」でしたが、50代以上になると「価格」と「産地」に差がない結果でした。

■野菜別の好きな調理方法(SA)
品目の多くは、世代ごとの傾向に差異がみられませんでしたが、じゃがいもは世代で好みが様々な結果でした。50代以上は「あまり食べない」という回答が他世代に比べ少なく、調理経験も他世代よりもあることなどから、どの野菜でも美味しく食べる工夫をしていることが推測されます。
昨年、らでぃっしゅぼーやで実施した好きな野菜ランキングで1位となったトマト。トマトはそのまま(生)で食べるという回答が圧倒的。癖が無く食べやすい小松菜は若い世代ではあまり食べられていないことがわかりました。根菜類(だいこん、れんこん、ごぼう)は世代にかかわらず煮る(煮もの)が好まれるようです。

■調理に困る野菜(MA)
調理に困る野菜は全体では「春菊」が1位でした。前出の調理法のアンケートでも、茹でる以外は“食べない”という回答が多かった春菊。鍋に入れるイメージが強い春菊ですが、最近はサラダ用の春菊も流通するようになり、調理レシピも増えてくるかもしれません。
 世代別では50歳以上は「かぶ」が1位。かぶは“お漬物”のイメージが強く調理イメージが広がりにくいのかもしれません。

■伝統野菜について(SA)
伝統野菜を「食べたことがある」「知っている」は全体の半数以上(55%)という結果でした。「食べたことがある」は2割未満(16%)と少なかったです。伝統野菜の多くは収穫時期が短かったり栽培している地域が限られていることから、流通量が少なく入手が難しいことなどが原因と思われます。

■伝統野菜品目別認知について(SA)
「野沢菜」、「安納芋」は“食べたことがある”がいずれも7割近くとなっており、伝統野菜の中でもメジャーな品目であることが分かりました。「賀茂なす」、「聖護院かぶ」などは京都が原産の伝統野菜。京野菜という形でブランド化しています。他の伝統野菜も各地域を代表する野菜で、各地の気候風土に合わせてその地域ではずっと食べられてきたものです。近年、古来の味や地域の風土に注目が集まり関心が高まっています。


【調査概要】
調査期間:2016年8月上旬
調査対象:20代~70代の女性
調査方法:インターネットによるアンケート調査
有効サンプル数:309サンプル

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[らでぃっしゅぼーや]
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