手書きに関する意識調査(2016年度新入社員対象) 

2016年08月10日
ゼブラは、2016年7月に2016年度新入社員104名を対象に「手書きに関する意識調査」(アンケート)を実施いたしました。
今年の春に入社し、そろそろ仕事にも慣れてきた新入社員世代。学生時代からスマホを使い、デジタルツールを使いこなす若い世代が、仕事をする上で「手書き」をどう考えているのか調べてみました。

【調査結果】

意外と「手書き派」は生き残っている!

次のとき、「デジタルツール」を使いますか「手書き」を使いますか。(%)
・友達や家族にメッセージを送るとき
 デジタルツール 69 手書き 31
・スケジュール管理をするとき
 デジタルツール 43.1 手書き 56.9
・アイデアを記録しておくとき
 デジタルツール 38.5 手書き 61.5
・暑中見舞いや新年など季節の挨拶をするとき
 デジタルツール 36.5 手書き 63.5
・仕事の重要課題をメモするとき
 デジタルツール 21.2 手書き 78.8
・電話の伝言を残すとき
 デジタルツール 9.8 手書き 90.2
・セミナーなどでノートをとるとき
 デジタルツール 6.1 手書き 93.9

まず普段の生活で、デジタルツールと手書きのどちらを使っているか聞いたところ、メッセージを送るときはデジタル派が多いですが、仕事上のメモやノートをとるときは手書き派が多いという結果に。
効率よくデジタルツールでこなすイメージが強い新入社員世代ですが、なぜ手書きを選ぶのでしょうか。

社会人になったことで意識に変化あり!?

学生から社会人になり、手書きに対して意識が変わったことはありますか?(%)
・学生のときより手書きが重要だと感じる 46.1
・学生のときより手書きが少し重要だと感じる 10.6
・学生のときより手書きは不要だと感じる 1.9
・特に変化はない 41.3

学生から社会人になったことで、手書きに対する意識に変化があったか聞いたところ、半数以上が学生のときより重要だと感じると回答しました。
「とにかく新人はメモだと先輩に教わった」「人に見せるものは字をキレイに書くよう言われている」と直接指示を受けている場合や、「メモをとっている姿が“努力している”と認識された」など仕事を頑張っているアピールになると考える、したたかな面もあるようです。

手書きのメリットは「スピード感」

手書きのメリットは何だと思いますか?あなたの考えに一番近いものを選んでください。(%)
・早く書けるのでデジタルより効率的だ37.5
・手で書くので記憶に残る27.9
・好きな色や大きさで書くことができる8.7
・その他25.9

手書きに対してなぜそのように意識が変わったのですか?(%)
・上司や先輩などから突然の指示が多く、すぐに記しておく必要があるから 47.5
・ミスを繰り返さないように、しっかりと覚えておく必要があるから 30.5
・常に確認ができるよう、どこでも見返す必要があるから 15.3
・その他6.8

新入社員世代が考える手書きのメリットをくわしく聞いたところ、
早く書けてデジタルより効率的だという回答が目立ちました。なぜなら、上司や先輩の突然の指示が多くすぐに書き留めなければならず、デジタルツールやアプリを起動して・・・という時間すら無いスピード感を求められているようです。
「デジタルツールでは起動しなかったり、重要なところで充電がきれたりする」という意見や、「パソコンでまとめつつ、要点は手書きで書いて、聞かれたときにすぐに見返すことができるようにしている」などデジタルツールとの併用をしているのは、新入社員世代の特徴かもしれません。

いかに早くきれいに仕上げられるかが悩み!?

学生から社会人になり、手書きに関して悩んでいることはありますか?(%)
・早く書くと字が汚れてしまう 34.6
・漢字や英語のスペルなど思い出せないときがある 18.3
・見返した時に見やすい色分けが難しい 16.3
・その他 30.8

仕事をする上で、手書きの悩みを聞いたところ、早く書くと字が汚れてしまうという悩みを3人に1人が持っていることがわかりました。
「急いでメモをしたら字が汚く、担当者に渡すときに恥ずかしい思いをした」
「早く書いたら字がつぶれて、上司に読めないと注意された」など、いかに早くきれいに仕上げられるかを気にする人が多いようです。


<調査概要>
・調査人数:全国一般企業 2016年度新入社員 104名
・調査方法:インターネット調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ゼブラ]
 マイページ TOP