「物件選び」に関する実態調査(既婚男女、持ち家と賃貸に分けて比較) 

2016年07月27日
マンションマーケットは、自社が運営する住宅系ニュースサイト「マンションサプリ」にて、既婚男女を対象に「物件選びに関するアンケート調査」を実施しました。
今回の調査では、物件選びのポイントに関して、持ち家と賃貸に分けて比較しランキングにまとめ、両者の間に意識の違いがあるのか検証しました。

【調査要約】

・物件選びの際に最も重視するポイント第1位は、持ち家派も賃貸派もともに「最寄り駅からの所要時間」

・持ち家派は、利便性は重要としながらも、将来起こりうること(子供ができる、または増えるや、親の介護など)を踏まえ、長期的な視点も物件選びに反映させている。

・賃貸派は物件選びの際、持ち家派以上に交通の利便性を重視する傾向にある。

・持ち家派は居住後、「面積・広さ」や「自然環境」といった”住環境”を気にする人が多い。

・賃貸派が居住後に気になるのは「利便性」のほか、「価格」や「築年数」のような変動しやすい項目の傾向がある。


【調査結果】

Q1.物件選びの際、最も重視したポイントは何ですか?

▼持ち家派ランキングTOP5
1位 最寄最寄り駅からの所要時間(27.2%)
2位 価格(21.8%)
3位 間取り(11.9%)
4位 周辺施設(7.9%)
5位 通勤・通学手段や所要時間/面積・広さ(6.7%)

▼賃貸派ランキングTOP5
1位 最寄最寄り駅からの所要時間(21.4%)
2位 価格(17.1%)
3位 通勤・通学手段や所要時間(15.5%)
4位 間取り(13.9%)
5位 周辺施設(7.0%)

◼︎持ち家派・賃貸派ともに第1位は「最寄り駅からの所要時間」
持ち家派は「長期的な視点」、賃貸派は「利便性を重視」な傾向!


持ち家派は、第1位「最寄り駅からの所要時間」27.2%と第2位「価格」21.8%で約半数の比率を占めるほど、この2項目を重視していることがわかります。利便性は外せないものの、マイホームという大きな買い物ゆえに、やはり「価格」は重要な項目のようです。また、第5位には賃貸派には無い「面積・広さ」6.7%がランクインしています。現状の家族構成に合わせるだけでなく、将来的に家族が増えることを想定しての回答もあり、長期間住むことを前提とした持ち家派特有の傾向が読み取れます。

賃貸派も、第1位「最寄り駅からの所要時間」21.4%、第2位「価格」17.1%と、持ち家派と第2位まで同様のランキングですが、次ぐ第3位の「通勤・通学手段や所要時間」が15.5%と多くの比率を占めています。持ち家派の6.7%と比べると、賃貸派の方が交通の利便性に比重を置いていることが読み取れます。

<持ち家派の回答例>
・最寄り駅からの所要時間:「日々の利便性の追求のため。(41歳男性)」「最寄り駅まで歩いていける距離が良かった。(40歳男性)」
・間取り:「家族が生活するのに使いやすいかどうかが重要だった。(45歳男性)」「将来的に家族が増えても対応できるように。(33歳女性)」
・周辺施設:「子供の教育環境のため。(40歳男性)」
・通勤・通学手段や所要時間:「子供の学区域。(52歳男性)」「保育園、職場に行きやすいこと。(42歳女性)」
・面積・広さ:「子供の成長とともに物が増えるため、広い間取りが必要。(49歳女性)」

<賃貸派の回答例>
・最寄り駅からの所要時間:「駅から遠いと不便。(55歳男性)」
・価格:「収入にあった家賃。(31歳女性)」
・通勤・通学手段や所要時間:「遅くなっても歩いて帰れるところが良かったため。(32歳女性)」
・間取り:「部屋にいることが多いので、広い方が良かった。(31歳女性)」
・周辺施設:「以前近くにスーパーがなく困っていたので、近くにスーパーがあることが決め手。(38歳女性)」

Q2.実際に住み始めて気になるポイントは何ですか?

▼持ち家派ランキングTOP5
1位 特にない(25.2%)
2位 周辺施設(15.2%)
3位 面積・広さ(13.3%)
4位 最寄最寄り駅からの所要時間(11.3%)
5位 自然環境(5.3%)

▼賃貸派ランキングTOP5
1位 特にない(25.1%)
2位 最寄最寄り駅からの所要時間(11.2%)
3位 周辺施設(9.1%)
4位 価格(8.5%)
5位 築年数(7.5%)

◼︎入居後、持ち家派が気になるのは「住環境」
一方の賃貸派は、利便性と物件の「質」


持ち家派は、第1位「特にない」25.2%に次いで「周辺施設」が15.2%で第2位にランクインし、賃貸派の「周辺施設」9.1%に比べると比重がやや高くなっています。また、第3位「面積・広さ」13.3%や第5位「自然環境」5.3%といった、賃貸派にはない項目もランクインしており、住環境への関心の高さが読み取れます。

賃貸派は第1位「特にない」25.1%に次いで「最寄り駅からの所要時間」が11.2%で第2位ながらも、第5位の「築年数」7.5%と比べてもそれほど大きな差は開いておらず、利便性に加え物件そのものの質を気にする人は多いようです。「築年数」は居住年数に応じて蓄積されるもの。老朽化は避けようがありませんが、物件選びの際に「価格」を重視するがゆえに築古物件を選んでしまった、なんてこともあるのでしょうか・・。

<持ち家派の回答例>
・周辺施設:「学校が少し遠かった。(46歳男性)」「日常の買い物が不便。(55歳男性)」
・面積・広さ:「家族が増えて狭い。(52歳男性)」「狭いし、収納が少ない。(44歳女性)」
・最寄り駅からの所要時間:「毎日に関わることだから。(43歳男性)」
・自然環境:「家がたくさん建設され、緑が減ってきている。(48歳男性)」

<賃貸派の回答例>
・最寄り駅からの所要時間:「通勤時の重要事項だから。(34歳女性)」
・周辺施設:「買い物はほぼ毎日なので近い方がよい。(31歳女性)」「遅くまで開いている店が少なく、仕事帰りの買い物などに不便した。(40歳女性)」
・価格:「考えてみると、ちょっと高すぎたかなと。(33歳男性)」
・築年数:「建物、設備の老朽化が目立ってきた。(52歳男性)」

【まとめ】
調査の結果、物件選びの際に最も重要なポイントは、住居スタイルに関わらず「最寄り駅からの所要時間」という結果に。持ち家派は利便性に加え、住環境への関心もより一層高いということもこの度のアンケート調査から読み取れます。
比較的短期間で引っ越しを考える賃貸に比べると、"一生住む"覚悟で家を購入される方も多いはず。将来のライフプランと住まいは大きく関わっているようです。


【調査概要】
表題:「物件選び」に関する実態調査
調査実施時期:2016年7月10日〜2016年7月13日
調査対象者:既婚の男女
有効回答数:338名
調査方法:インターネット調査

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