夏休みの帰省交通手段と予算、予約に関する調査(2016年)
2016年07月27日
LCLは、2016年8月に公共交通機関「高速バス」「飛行機」「新幹線」を利用して帰省予定の首都圏在住男女300名を対象に、アンケートを実施いたしました。
【調査結果概要】
■帰省予算の全国平均は 約3.1万円。平均予算が最も高い帰省先は九州地方
■飛行機利用者は出発日の「42日前」、高速バス、新幹線利用者は「20日前」に予約
■帰省のピークは8月10日(水)~13日(土)、Uターンのピークは8月15日(月)~16日(火)
■交通費が割高な帰省シーズン、「価格の安さ」を重視して交通手段を選ぶ人が圧倒的多数
■半数以上が「価格」を比較して交通手段を予約
■9割以上がネットで交通手段や価格を比較、移動日を決めるにもネットの価格情報を頼りにしたい人が多数
【調査結果】
■帰省予算の全国平均は 約3.1万円。平均予算が最も高い帰省先は九州地方
Q1. 帰省の往復交通費の予算は? ※自宅から帰省先までの交通費一人分 [自由回答] n=300
帰省予算の全国平均は、3万1,560円という結果に。地方別では、九州への帰省が最も高額でした。3つの交通手段のうち、一番低予算で済むのはやはり高速バス。飛行機や新幹線と比較すると、約半額~3分の1の費用で帰省できます。
Q2. 主に利用予定の交通手段は? [単数回答] n=300
移動距離が長くなるほど高速バス利用者は減ると思いきや、近畿よりも中国・四国への移動の方がバス利用者が多い結果に。特に四国への移動は、途中から在来線に乗り換えが必要なせいか、新幹線利用者の割合は少なめでした。
ただ、九州地方へ高速バスで移動すると答えた人はわずか2%。首都圏発・九州行きのバスは福岡行きのみで、便も少なめ。乗車時間も14時間以上かかるため、福岡へ帰省する人も飛行機派が多いようです。
なお、北海道への帰省で新幹線を選べるようになったのは今年から。今後増えていくかもしれません。
■飛行機利用者は計画的!?高速バス・新幹線利用者はのんびり傾向
Q3. 出発日の何日前に予約(購入)しますか? [自由回答] n=300
飛行機の予約は平均42日前と、早めに予約する人が多いようです。早く購入するほど割引率が高い航空会社が多いためと考えられます。
一方、高速バスと新幹線の予約は、平均で20日前という結果に。
新幹線は基本的に乗車日の1ヵ月前から予約可能ですが、一部JRの公式予約サイトではさらにその7日前より事前申込可能で、高速バスは数か月前から予約できるバス会社もあります。ですが、帰省予定日の3週間前を切ってから予約する人が多いようです。
Q4. 帰省予定日はいつですか? [自由回答] n=300
帰省の往路のピークは8月10日(水)~13日(土)となり、最も多かったのが今年からはじまる国民の休日「山の日」(8月11日)の前日となる8月10日(水)。「山の日」制定により、今後帰省ラッシュのピークがやや前倒しになるかもしれません。
また、復路(Uターン)のピークは8月15日(月)~16日(火)という結果でした。
上述のアンケート結果の、各交通手段の予約時期と照らし合わせると、高速バスと新幹線は7月21日、飛行機は6月29日には多くの人が予約済みという計算になります。すでに満席の便もあるようですので、早めに予約したほうが良いでしょう。
■交通費が高いお盆時期、少しでも安くしたい!という切実な願いが浮き彫りに
Q5. 交通手段を選ぶにあたって重視するポイントは?
(「複数の交通手段を比較する」と回答した人のみに質問) [複数回答] n=110
交通費が割高になるお盆の帰省シーズン。全ての交通手段で、「いかに安く予約するか」を重視する人が圧倒的多数を占めました。
飛行機・新幹線を選ぶ人は「所要時間の短さ」も重視。夏休みを有効活用するために、移動時間が短く疲れない方法を取るのも頷けます。
高速バスは「出発/到着の場所の利便性」が飛行機・新幹線より高い結果に。他の交通手段よりも乗降地の選択肢が多いのは、高速バスのメリットのひとつです。
また、高速バス利用者の方が「安全性」「快適さ」を重視する傾向もみられます。多数のバス会社があり、3列シートや個室タイプ等、快適に過ごせるバスも増えているため、豊富な選択肢の中から重視したいポイントをもとに決めていると考えられます。
■予約する際に価格を「比較」する人は半数以上!
Q6. 乗り物を予約する時に「価格」を比較しますか? [単数回答] n=300
Q7. 他の交通手段と比較する場合、どれと比較しますか?
(「複数の交通手段を比較する」と回答した人のみに質問)[複数回答] n=110
多くの人が価格を比較しているなか、特に高速バスと飛行機利用者は価格を比較して予約する人が多いようです。
最も迷って交通手段を決めたのが、飛行機と新幹線で比較して飛行機に決めた人達。ある程度の予算がある場合、この2つの選択肢で揺れる人が多そうです。
Q8. 複数の交通手段を比較検討する際に悩むこと、決める際のポイントは? [自由回答] n=300
【高速バス】
「価格が安いので夜行バスがいいけれど腰が疲れる。新幹線も腰は疲れるが到着が早い。なのでどちらも疲れるな・・・でも時間は短いし・・・と悩む。(27歳女性)」
「車窓を楽しむのが好きなので、急ぐことがなければ新幹線ではなく、長距離バスを選ぶ(42歳女性)」
「出来る限り安くすませたいので、基本的には高速バスを使う。(34歳男性)」
【飛行機】
「台風のシーズンなので、欠便や遅延が心配(45歳女性)」
「飛行機は金額は高いが、やはり拘束時間が最も短くなる(43歳男性)」
「日にちによって料金の相場が違うのでどの便で帰るか悩む(33歳男性)」
「距離が遠いので飛行機1択ですが、時間、航空会社で金額に差が出るので、到着時間を目安に安い便を選びました。(31歳女性)」
【新幹線】
「並んだりせず、スムーズに帰りたい。(35歳女性)」
「新幹線の料金を安くしたいので、早割りや、早い時間に出発する。(47歳男性)」
「新幹線で快適に帰りたいけど混む時期なので席が取れない場合がある。(23歳男性)」
「空港は遠いので新幹線を使うが、時短したい気持ちもある。(54歳女性)」
交通手段を選ぶ際、快適さや時間、発着場所の利便性以外にも、気にするポイントは人それぞれ。
高速バスは「疲れるが安く行ける手段を優先する」という声が多い一方、「サ-ビスエリアに降りられるものを選ぶ。(36歳女性)」、車窓の景色をゆっくり楽しむために敢えてバスを選ぶという声もあり、バス移動を楽しもうとする姿勢も伺えました。
飛行機は事前予約の割引プランが複数あったり、日や時間によって価格が変動することがあるため、複数の便を比較する人が多い様です。特に大阪・福岡・札幌等は多数の航空会社が就航しており、選択肢が豊富で比較検討にも時間がかかりそうです。
■9割以上が「帰省時の交通手段や価格を比較をするならインターネット」
移動日を決めるにもネットの価格情報を頼りにしたい人が多数
Q9. 帰省で利用する交通手段や価格を検討するなら、どの方法で比較しますか? [複数回答] n=300
Q10. 比較するなら、どんなWebサイトがあったら便利だと思いますか?
(「インターネットで比較する」と回答した人のみに質問)[複数回答] n=280
【ランキングBEST5】
1位 何日に出発すると価格が安いのか分かる(64%)
2位 どの交通手段を使うと価格が安いのかが分かる(39%)
3位 最も安いプランが掲載されている(37%)
4位 何時に出発すると価格が安いのか分かる(27%)
5位 信頼性が高い(23%)
やはり情報はインターネットから得る時代。9割以上の人が、乗り物や価格をインターネットで比較するという回答でした。
「比較するなら、どんなWebサイトがあったら便利だと思いますか?」という質問に対しては、何日に出発すると価格が安くなるのかを知りたいという回答が1位に。多少日にちをずらしても、安く帰省したい人が多いと言えます。日にち毎の最安値価格が一目で分かれば、帰省の予定を立てる時も、費用が安い日を選んで決められます。
【調査概要】
サンプル数:計300名(スクリーニング 30,000名)
調査対象:2016年8月に高速バス・飛行機・新幹線いずれかの交通手段で首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)以外の実家に帰省予定の首都圏在住男女(利用予定の交通手段別に均等割付)
調査方法:インターネットリサーチ
詳しいリサーチ内容はネタ元へ
【調査結果概要】
■帰省予算の全国平均は 約3.1万円。平均予算が最も高い帰省先は九州地方
■飛行機利用者は出発日の「42日前」、高速バス、新幹線利用者は「20日前」に予約
■帰省のピークは8月10日(水)~13日(土)、Uターンのピークは8月15日(月)~16日(火)
■交通費が割高な帰省シーズン、「価格の安さ」を重視して交通手段を選ぶ人が圧倒的多数
■半数以上が「価格」を比較して交通手段を予約
■9割以上がネットで交通手段や価格を比較、移動日を決めるにもネットの価格情報を頼りにしたい人が多数
【調査結果】
■帰省予算の全国平均は 約3.1万円。平均予算が最も高い帰省先は九州地方
Q1. 帰省の往復交通費の予算は? ※自宅から帰省先までの交通費一人分 [自由回答] n=300
帰省予算の全国平均は、3万1,560円という結果に。地方別では、九州への帰省が最も高額でした。3つの交通手段のうち、一番低予算で済むのはやはり高速バス。飛行機や新幹線と比較すると、約半額~3分の1の費用で帰省できます。
Q2. 主に利用予定の交通手段は? [単数回答] n=300
移動距離が長くなるほど高速バス利用者は減ると思いきや、近畿よりも中国・四国への移動の方がバス利用者が多い結果に。特に四国への移動は、途中から在来線に乗り換えが必要なせいか、新幹線利用者の割合は少なめでした。
ただ、九州地方へ高速バスで移動すると答えた人はわずか2%。首都圏発・九州行きのバスは福岡行きのみで、便も少なめ。乗車時間も14時間以上かかるため、福岡へ帰省する人も飛行機派が多いようです。
なお、北海道への帰省で新幹線を選べるようになったのは今年から。今後増えていくかもしれません。
■飛行機利用者は計画的!?高速バス・新幹線利用者はのんびり傾向
Q3. 出発日の何日前に予約(購入)しますか? [自由回答] n=300
飛行機の予約は平均42日前と、早めに予約する人が多いようです。早く購入するほど割引率が高い航空会社が多いためと考えられます。
一方、高速バスと新幹線の予約は、平均で20日前という結果に。
新幹線は基本的に乗車日の1ヵ月前から予約可能ですが、一部JRの公式予約サイトではさらにその7日前より事前申込可能で、高速バスは数か月前から予約できるバス会社もあります。ですが、帰省予定日の3週間前を切ってから予約する人が多いようです。
Q4. 帰省予定日はいつですか? [自由回答] n=300
帰省の往路のピークは8月10日(水)~13日(土)となり、最も多かったのが今年からはじまる国民の休日「山の日」(8月11日)の前日となる8月10日(水)。「山の日」制定により、今後帰省ラッシュのピークがやや前倒しになるかもしれません。
また、復路(Uターン)のピークは8月15日(月)~16日(火)という結果でした。
上述のアンケート結果の、各交通手段の予約時期と照らし合わせると、高速バスと新幹線は7月21日、飛行機は6月29日には多くの人が予約済みという計算になります。すでに満席の便もあるようですので、早めに予約したほうが良いでしょう。
■交通費が高いお盆時期、少しでも安くしたい!という切実な願いが浮き彫りに
Q5. 交通手段を選ぶにあたって重視するポイントは?
(「複数の交通手段を比較する」と回答した人のみに質問) [複数回答] n=110
交通費が割高になるお盆の帰省シーズン。全ての交通手段で、「いかに安く予約するか」を重視する人が圧倒的多数を占めました。
飛行機・新幹線を選ぶ人は「所要時間の短さ」も重視。夏休みを有効活用するために、移動時間が短く疲れない方法を取るのも頷けます。
高速バスは「出発/到着の場所の利便性」が飛行機・新幹線より高い結果に。他の交通手段よりも乗降地の選択肢が多いのは、高速バスのメリットのひとつです。
また、高速バス利用者の方が「安全性」「快適さ」を重視する傾向もみられます。多数のバス会社があり、3列シートや個室タイプ等、快適に過ごせるバスも増えているため、豊富な選択肢の中から重視したいポイントをもとに決めていると考えられます。
■予約する際に価格を「比較」する人は半数以上!
Q6. 乗り物を予約する時に「価格」を比較しますか? [単数回答] n=300
Q7. 他の交通手段と比較する場合、どれと比較しますか?
(「複数の交通手段を比較する」と回答した人のみに質問)[複数回答] n=110
多くの人が価格を比較しているなか、特に高速バスと飛行機利用者は価格を比較して予約する人が多いようです。
最も迷って交通手段を決めたのが、飛行機と新幹線で比較して飛行機に決めた人達。ある程度の予算がある場合、この2つの選択肢で揺れる人が多そうです。
Q8. 複数の交通手段を比較検討する際に悩むこと、決める際のポイントは? [自由回答] n=300
【高速バス】
「価格が安いので夜行バスがいいけれど腰が疲れる。新幹線も腰は疲れるが到着が早い。なのでどちらも疲れるな・・・でも時間は短いし・・・と悩む。(27歳女性)」
「車窓を楽しむのが好きなので、急ぐことがなければ新幹線ではなく、長距離バスを選ぶ(42歳女性)」
「出来る限り安くすませたいので、基本的には高速バスを使う。(34歳男性)」
【飛行機】
「台風のシーズンなので、欠便や遅延が心配(45歳女性)」
「飛行機は金額は高いが、やはり拘束時間が最も短くなる(43歳男性)」
「日にちによって料金の相場が違うのでどの便で帰るか悩む(33歳男性)」
「距離が遠いので飛行機1択ですが、時間、航空会社で金額に差が出るので、到着時間を目安に安い便を選びました。(31歳女性)」
【新幹線】
「並んだりせず、スムーズに帰りたい。(35歳女性)」
「新幹線の料金を安くしたいので、早割りや、早い時間に出発する。(47歳男性)」
「新幹線で快適に帰りたいけど混む時期なので席が取れない場合がある。(23歳男性)」
「空港は遠いので新幹線を使うが、時短したい気持ちもある。(54歳女性)」
交通手段を選ぶ際、快適さや時間、発着場所の利便性以外にも、気にするポイントは人それぞれ。
高速バスは「疲れるが安く行ける手段を優先する」という声が多い一方、「サ-ビスエリアに降りられるものを選ぶ。(36歳女性)」、車窓の景色をゆっくり楽しむために敢えてバスを選ぶという声もあり、バス移動を楽しもうとする姿勢も伺えました。
飛行機は事前予約の割引プランが複数あったり、日や時間によって価格が変動することがあるため、複数の便を比較する人が多い様です。特に大阪・福岡・札幌等は多数の航空会社が就航しており、選択肢が豊富で比較検討にも時間がかかりそうです。
■9割以上が「帰省時の交通手段や価格を比較をするならインターネット」
移動日を決めるにもネットの価格情報を頼りにしたい人が多数
Q9. 帰省で利用する交通手段や価格を検討するなら、どの方法で比較しますか? [複数回答] n=300
Q10. 比較するなら、どんなWebサイトがあったら便利だと思いますか?
(「インターネットで比較する」と回答した人のみに質問)[複数回答] n=280
【ランキングBEST5】
1位 何日に出発すると価格が安いのか分かる(64%)
2位 どの交通手段を使うと価格が安いのかが分かる(39%)
3位 最も安いプランが掲載されている(37%)
4位 何時に出発すると価格が安いのか分かる(27%)
5位 信頼性が高い(23%)
やはり情報はインターネットから得る時代。9割以上の人が、乗り物や価格をインターネットで比較するという回答でした。
「比較するなら、どんなWebサイトがあったら便利だと思いますか?」という質問に対しては、何日に出発すると価格が安くなるのかを知りたいという回答が1位に。多少日にちをずらしても、安く帰省したい人が多いと言えます。日にち毎の最安値価格が一目で分かれば、帰省の予定を立てる時も、費用が安い日を選んで決められます。
【調査概要】
サンプル数:計300名(スクリーニング 30,000名)
調査対象:2016年8月に高速バス・飛行機・新幹線いずれかの交通手段で首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)以外の実家に帰省予定の首都圏在住男女(利用予定の交通手段別に均等割付)
調査方法:インターネットリサーチ
詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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