若年層のパソコン利用実態の調査(中学生~大学生の子どもを持つ30歳~59歳の親対象) 

2016年07月19日
ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(WDLC)は、学力とパソコン所有の関連性を把握することを目的に、中学生~大学生の子どもを持つ30歳~59歳の親、1,548人を対象に子どものパソコンの利用実態に関する調査を実施しました。

今回の調査ではお子様が自分専用のパソコン (以下 "マイパソコン") を持つことが学習のプロセスや結果に好影響を与えていることが判明し、また、過半数の親が「勉強意欲が高まった」と感じていることが判明しました。
2020年以降の大学入試から、従来の入試制度が変わると言われていますが、その中でパソコンを導入した試験も検討されており、今回の調査の中では大学入試改革に関する意識も浮き彫りになりました。

【調査TOPICS】

【早い段階でのマイパソコン所有が学力アップにつながる】
◆ 偏差値*65以上の中高生の3人に1人はマイパソコンを所有。偏差値*65未満の中高生と比較するとマイパソコン所有率に約1.5倍の差が。
◆ 偏差値*65以上の大学生の3人に1人が、高校時代までにマイパソコンを所有。

【中高生の子を持つ親がパソコンを与えた理由は「学習効果」で、過半数の親は効果を実感】
◆ 中高生全般で見ると、パソコンを子どもに買い与える際に、親は「学習効果」を最も期待している。
◆ 実際にパソコンを買い与えたことで、中高生の子を持つ親の過半数が「勉強意欲が高まったと感じている」と回答。また子どもにマイパソコンを持たせたことの満足度は約90%という結果に。
◆ 中高生全般で見ると、パソコンを使った学習内容として「勉強に必要な調べ物」が最も多く、「塾や予備校の自宅学習」、「受験勉強」での学習に関する項目が20%以上と上位になる結果に。

【マイパソコンを持つ中高生の親はリスク対処にも高い意識】
◆ パソコンを所有する中高生の親は非所有の親と比較して、子どもの情報通信機器の利用を親が監視して制限する“ペアレンタルコントロール”の認知度に約21ポイントの差が。 「インターネットトラブル」「有害サイトへの接触」といったリスクの対処法を認知していることが、マイパソコンの有無につながっている傾向に。

【2020年以降で検討されている大学入試改革に向けた対策はパソコン!?】
◆ 2020年以降の大学入試改革について、影響を受けると言われている中学生を見ると、「現行の試験から変わることを知っている」が過半数を超え、パソコンを所有している層が非所有層と比較して、20ポイントも高い結果に。

*偏差値:本調査においては、学力を図る一つの指標として偏差値を採用しています。本調査における偏差値は調査対象者である親御さんの回答に基づいています。


【調査概要】
調査手法:インターネット調査
調査委託先:株式会社マクロミル
調査地域:全国
調査対象:第一子が中学、高校、大学のいずれかに通っている親
※中学生_偏差値*65以上:258人 偏差値*65未満:258人
 高校生_偏差値*65以上:258人 偏差値*65未満:258人
 大学生_偏差値*65以上:258人 偏差値*65未満:258人
調査期間:2016年6月29日~6月30日
有効回答数:1,548サンプル

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム]
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