住宅リフォーム市場に関する調査(2016年) 

2016年07月12日
矢野経済研究所は、国内の住宅リフォーム市場の調査を実施した。

<住宅リフォーム市場とは>
本調査における住宅リフォーム市場とは、「10m2超の増改築工事」・「10m2以下の増改築工事」・「設備修繕・維持関連」・「家具・インテリア等」の4分野をさす。

【調査結果サマリー】

◆2015年の住宅リフォーム市場規模は、前年比2.0%減の約6.5兆円
 2015年の住宅リフォーム市場規模は6兆4,851億円(前年比2.0%減)と微減であった。分野別にみると、「増改築に関わる費用(10m2超+10m2以下)」が前年比7.9%減、「設備修繕・維持関連費」が同1.1%減、「家具・インテリア等」が同1.4%減となっている。

◆2016年の住宅リフォーム市場規模は前年比1.1%増の約6.6兆円、2020年の市場規模は2015年比約12%増の7.3兆円までの拡大を予測
 2016年の住宅リフォーム市場規模は、6兆5,542億円(前年比1.1%増)とほぼ横ばいに推移すると予測する。現状、住宅リフォーム市場にはプラス・マイナス両面で大きな影響を与える要因はないものの、昨今の株価の乱高下や将来の景況への不透明感等を理由に、全体としてみるとここ数年見られた堅調な消費マインドもやや曲がり角に差しかかってきた感も否めず、前年並みで推移するものと予測する。
 2020年の市場規模は、7.3兆円(2015年比約12%増)を予測する。住宅リフォーム市場の主要分野である「設備修繕・維持関連」分野が住宅ストック数の増加に伴って拡大し、市場全体が成長すると考える。

◆2025年の住宅リフォーム市場規模は7.4兆円、2030年は7.3兆円を予測
 2025年の住宅リフォーム市場規模は2015年比約14%増の7.4兆円、2030年は同約12%増の7.3兆円と予測する。長期的には世帯数の減少が影響し、縮小基調に向かうと予測するが、政府の政策的な後押しによるリフォーム件数増加や、リフォーム事業者による提案強化による単価アップについても加味したうえで算出をしている。


【調査結果】
調査期間:2016年4月~6月
調査対象:住宅リフォーム関連事業者等
調査方法:当社専門研究員による直接面談、及び文献調査併用

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