GfKエアコン需要予報 

2016年07月11日
GfKジャパンは、昨年に続き、「GfKエアコン需要予報」をHP上にて公開。これは、気象情報とエアコンのPOSデータを掛け合わせ、毎週のエアコン需要を予測するものです。今年は地域を拡大し、昨年実施した「関東・甲越」のほか、新たに 「東海・北陸・長野」、「近畿」、「中国・四国・九州」の予報を公開します。

▼GfKエアコン需要予報
公開期間 :2016年7月~2016年9月(予定)
対象地区 :「関東・甲越」、 「東海・北陸・長野」、「近畿」、「中国・四国・九州」
※気象庁が発表する7日平均気温の確率予測資料を基に、GfK独自の統計モデルを用いて毎週木曜日に次週の予測を発表します。

【5月、6月のエアコン販売動向※1】
 夏期商戦の出足である5月~6月のエアコン販売数は、前年比16%増と3年ぶりのプラス成長となった。ただし、過去7年間の同期間の平均販売数と比較すると5%減であった。5月と6月の動きは対照的で、5月が7年平均を14%上回った一方、6月は17%下回った。気象庁によると5月は全国的に気温が高く、特に北日本では平年差+2.3℃と1946年の統計開始以降の最高気温となった。北海道・東北地区における5月のエアコン販売数も7年平均を39%上回った。

【7月第1週、気温上昇により販売も上向き】
 気象庁によると、2014年夏から継続していたエルニーニョ現象は今春に終息し、夏にはラニーニャ現象が発生する可能性が高い。夏季にラニーニャ現象が発生した年は過去7年では2010年のみだが、この年は「観測史上最も暑い夏」となり、エアコンの夏期販売台数は猛暑にエコポイント制度の特需が加わったことで、7年間で最も高い水準となった(図1)。最新の販売動向をみると、7月第1週(6月27日~7月3日)のエアコン販売数は前年比で2.4倍、7年平均との比較でも3%増となっており、引き続き平年を上回る販売が期待される。

※1. 全国の家電量販約4000店の販売実績集計調査に基づく

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