ミレニアル世代の選挙投票意識調査(18〜24歳の男女対象) 

2016年07月08日
エウレカは、カップル専用アプリ「Couples(カップルズ)」のユーザーのうち、ミレニアル世代と呼ばれる18〜24歳の男女419名を含む合計806名を対象に、2016年7月10日開催の参議院選挙投票への意識調査を実施しました。

調査の結果、ミレニアル世代の若者は、今回の選挙から投票権を得た18〜19歳を中心に政治への関心を持っており、日常会話のなかにも政治に関する話題が登場。7月10日の参議院選挙において、投票を前向きに考えていることが明らかとなりました。その一方で、選挙の経験がほとんどないことから、どの政党や候補者に投票すべきかわからず、投票することに対して不安や戸惑いを感じている人たちが高い割合でいることもわかりました。このことから、今後、若者向けの政治および投票に関する情報配信へのニーズが高まると予測されます。

【調査結果概要】

1. 18〜19歳の約5割が日常的に政治に関する事柄を話題にしており、31〜40歳を上回る。

2. 日本の政治のあり方への満足度は、18〜24歳で2割程度。41歳以上と比べて約1割ほど低い。

3. 7月10日の参議院選挙について、18〜24歳の約6割以上が「必ず行く」「行くつもりでいる」と回答。

4. 自分が投票することに戸惑いや不安を感じているのは、18〜19歳では約5割、20〜24歳では約3.5割。

5. 投票することに「戸惑いや不安がある」理由は、1位「どの政党や候補者に投票すべきかわからないから」、2位「選挙の経験がないから」、3位「政治についてよくわからないから」。


【調査結果】

1. 18〜19歳の約5割が日常的に政治に関する事柄を話題にしており、31〜40歳を上回る
政治に関する事柄を話題にする頻度について質問したところ、18〜19歳の15%が「よくある」、37%が「ときどきある」と回答。「よくある」については、31〜40歳の14%を上回る結果となりました。18〜19歳を中心に政治に対する若者の関心が高まっていることが読み取れます。

2. 日本の政治のあり方への満足度は、18〜24歳で2割程度。41歳以上と比べて約1割ほど低い
現在の政治のあり方に「大いに満足している」「ある程度満足している」と回答した若者は、18〜19歳で21%、20〜24歳で17%となりました。18〜24歳を平均すると19%。41歳以上と比べると8%ほど低いことから、ミレニアル世代の若者も政治への不満を抱えていることがうかがえます。

3. 7月10日の参議院選挙について、18〜24歳の約6割以上が「必ず行く」「行くつもりでいる」と回答
7月10日に予定されている参議院選挙については、18〜19歳と20〜24歳合わせて66%が「必ず行く」「行くつもりでいる」と回答。また、18〜19歳では「行くかどうかわからない」と投票を迷っている割合が26%と最も高い割合となっていることが明らかとなりました。

4. 自分が投票することに戸惑いや不安を感じているのは、18〜19歳では約5割、20〜24歳では約3.5割
自分が選挙で投票することに戸惑いや不安があるか質問したところ、18〜19歳では53%が「大いにある」「ある程度ある」と回答。20〜24歳の35%を大きく上回る結果となりました。

5. 投票することに「戸惑いや不安がある」理由は、1位「どの政党や候補者に投票すべきかわからないから」、2位「選挙の経験がないから」、3位「政治についてよくわからないから」
投票することへの「戸惑いや不安がある」理由は、18〜19歳と20〜24歳を合わせると、「どの政党や候補者に投票すべきかわからないから」が36%、「選挙の経験がないから」が25%、「政治についてよくわからないから」が24%、「選挙結果がどのような影響をもたらすかわからないから」が16%となりました。政治と選挙への関心がある一方で、政党や候補者に関する情報不足に不安を感じていることが読み取れます。


【調査概要】
対象条件:18歳以上の「Couples(カップルズ)」利用者
実施機関:2016年 6月29日~ 7月1日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効サンプル数:806 サンプル

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[エウレカ]
 マイページ TOP