旬の野菜と調理に関する調査(20歳から59歳の料理をメインに担当している女性対象) 

2016年07月08日
総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングは、全国の20歳から59歳の料理をメインに担当している女性1000名を対象に「旬の野菜と調理」をテーマにしたインターネットリサーチを実施いたしました。

<調査背景>
初夏から夏は、多くの野菜が旬を迎える季節です。しかし、現在はハウス栽培などで季節問わず様々な野菜を食べることができるようになりました。また、それに合わせ、野菜の食べ方も様々に変化しているのではないでしょうか。そこで今回は、全国の20歳~59歳の女性1000人を対象に、「好きな野菜」や「旬だと思う野菜」など「旬の野菜と調理」に関する調査を行ないました。

【調査結果概要】

◆野菜が好き?
「とても好き」と回答した方が最も多く、全体では58.0%が回答。「異性にモテる」女性は「とても好き」63.8%に対し、「異性にモテない」と回答した女性は「とても好き」55.0%と8.8ポイントの差。

◆好きな野菜は?
第1位は「トマト」となり71.2%が回答。1日に野菜を「350g以上」摂取している女性は82.5%が「トマト」が好きと回答した。一方「350g未満程度」は70.2%と12.3ポイント差となった。

◆野菜をどのように食べる?
「トマト」、「キュウリ」、「レタス」は「生で食べる」が最多。しかし、1日の野菜の摂取量で比較をすると、「350g以上」摂取する方は「トマト」を始め調理して摂取している傾向に。

【調査結果】

Q1. あなたは野菜が好きですか。(単数回答)【n=1000】
野菜が好きかをお聞きしたところ、「とても好き」と回答した方が最も多く、全体では58.0%が回答しました。
異性にモテる、モテないで比較をすると、野菜が「とても好き」と回答した方は「異性にモテる」と回答した女性は63.8%に対し、「異性にモテない」と回答した女性は55.0%と8.8ポイントの差となりました。野菜好きな女性は異性にモテるのかもしれません。

Q2. あなたが1日に食べる野菜の量をお答えください。(単数回答)【n=1000】
1日に食べる野菜の量をお聞きしたところ、全体では「150g~200g」と回答した方が最も多く28.9%となりました。しかし、1日に必要な野菜の摂取量は「350g以上」と言われています。実際に「350g以上」摂取できている方は、全体では8.0%に留まる結果となりました。350g以上摂取することは難しいようです。
また、「異性にモテる」と回答した女性は10.7%が「350g以上」野菜を摂取しているのに対し、「異性にモテない」と回答した女性は6.6%となり4.2ポイントの差となりました。異性にモテる女性は野菜を摂取する量も多い傾向にあることがグラフからわかります。

Q3. あなたが好きな野菜をお答えください。(複数回答)【n=1000】
 好きな野菜をお聞きしたところ、最も多い回答は「トマト」となり71.2%が回答しました。
1日の野菜摂取量で比較をしたところ、1日に野菜を「350g以上」摂取している女性は82.5%が「トマト」が好きと回答しています。「350g未満程度」と比較をすると、12.3ポイント差となりました。

Q4. あなたが下記の野菜を食べる頻度をそれぞれお答えください。(単数回答)【n=1000】
それぞれの野菜の食べる頻度をお聞きしたところ、好きな野菜で第1位となった「トマト」は「毎日・ほぼ毎日」と回答した方が12.9%となりました。「毎日・ほぼ毎日」の数値を比較すると最も多い結果となっています。「トマト」は、私たちの生活の中で最も身近にある野菜と言えるのではないでしょうか。

Q5. あなたが初夏(5月末~6月)から旬を迎えると思う野菜をお答えください。(複数回答)【n=1000】
「トマト」、「キュウリ」は5月末~7月にかけて旬を迎える野菜です。その他にも初夏から夏にかけ、多くの野菜が旬を迎えます。料理をメインに担当する女性は、野菜の旬を知っているのでしょうか。そこで、初夏(5月末~6月)から旬を迎える野菜についてお聞きしました。
「なす」は7月から、「レタス」は7月には高原レタスが出回ります。間違った認識をしている方が3割以上いることがわかりました。
また、「トマト」はすべての年代で約7割が旬を正しく理解していることがわかります。一方「キュウリ」は50代のみ6割以上が旬を正しく理解しているようです。旬の野菜は栄養価が高いと言われています。7月はまさに「トマト」と「きゅうり」の旬真っ盛り。今まさに旬を迎えている野菜の摂取を心がけてみてはいかがでしょうか。

Q6. あなたが初夏(5月末~6月)から夏に下記の野菜を食べる頻度をそれぞれお答えください。(単数回答)
初夏に旬を迎えると思う野菜をお聞きする設問で、上位となった4つの野菜を、初夏から夏にかけて食べる頻度をお聞きしました。好きな野菜で第1位となった「トマト」は「毎日・ほぼ毎日」食べると回答した方が12.9%だったのに対し、初夏(5月末~6月)から夏にかけては17.5%と4.6ポイントアップとなりました。キュウリも6.6%から10.7%と4.1ポイントアップとなりました。旬になると野菜を食べる頻度も高くなるようです。旬の野菜は栄養も豊富なことが要因なのでしょうか。

Q7. あなたは下記の野菜をどのように食べますか。それぞれお答えください。(複数回答)
各野菜の食べ方についてお聞きしたところ、「トマト」、「キュウリ」、「レタス」は「生で食べる」が最も多く、「なす」は「炒めて食べる」が最も多い結果となりました。しかし、1日の野菜の摂取量で比較をすると、「350g以上」摂取する方は「トマト」は「煮て食べる」、「炒めて食べる」が「350g未満程度」より高く、「キュウリ」や「なす」なども「350g以上」野菜を摂取している人は野菜を調理して摂取していることがわかりました。

Q8. あなたは野菜を調理するとどのように変化すると思いますか。(複数回答)【n=1000】
野菜を調理すると、栄養が損なわれてしまうのではないかと思う方も多いのではないでしょうか。「トマト」や「レタス」では「加熱することで栄養が失われる」と回答した方が約3割となっています。しかし「トマト」のリコピンは加熱しても失われることはありません。また、トマトは熱を加えることにより吸収率がアップします。同時に、トマトの体積が減少するので、多くの量を摂取することができます。
「レタス」に含まれるビタミンEは熱に強いのですが、ビタミンCは水溶性なのでスープにして摂取すると良いようです。
それぞれの野菜にあった調理をすることにより、生で食べるよりも効率的に栄養が摂取できるのではないでしょうか。

Q9.あなたが子どもの頃にはしなかったが、現在している野菜の食べ方をお答えください。(複数回答)【n=1000】
近年、野菜の品種改良やレシピサイトの増加により、野菜の食べ方も変化してきています。子どもの頃にはしなかったが、現在している野菜の食べ方をお聞きしたところ、最も多い回答は「レタスを炒める」29.7%となり、次いで「トマトを炒める」29.5%となりました。炒め物ならば手軽に調理ができるという点も調理法が浸透する理由なのかもしれません。


【調査概要】
・調査の方法:株式会社ネオマーケティングの運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
・調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国のご家庭で料理をメインに担当している女性20歳~59歳を対象に実施
・有効回答数:1000名(20代、30代、40代、50代、60代以上:各250名)
・調査実施日:2016年6月7日(火)~2016年6月8日(水)

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