食品表示に関する調査(20代から60代男女対象) 

2016年07月05日
楽天リサーチは、食品表示に関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、2016年4月8日から12日の2日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、全国に在住する20代から60代の男女、計2,000人を対象に行いました。(前回調査は2015年4月2日から3日、20-60代の男女、計2,000人が対象)

【調査結果】

■【機能性表示食品制度】は45%が認知しており、1年前の調査と比較して13pt上昇

【機能性表示食品】の摂食経験者は約2割、「ヨーグルト」「清涼飲料」「サプリメント」の摂食経験が高く、年代別でみても同傾向。
また、【トクホ購入者】のうち【機能性表示食品】摂食経験は4割、【栄養機能食品購入者】では5割弱と、健康食品に関心がある層に響いている。

◆機能性表示食品制度の認知について:
本案件については【機能性表示食品】自体の認知ではなく、食品表示の方法が変わったことによる【機能性表示食品制度】の認知有無について図を呈示し、聴取をした。

■【機能性表示食品】のイメージは昨年度と比較して「消費者の判断が問われる」というネガティブイメージを中心に改善。

【機能性表示食品】に対して「新しさ」「最近話題」というイメージに加え「試してみたい」というポジティブな意見もある。一方、「健康を害するリスクがある」という不安感があり、【トクホ】に比べて健康への安心感と効果効能のイメージが弱い。
前年度調査と比較して「消費者の判断が問われる」「質が悪い物が出回る」「国からの許可ではなく不安」という不安面の改善傾向はみられた。

■【機能性表示食品】の課題は各食料品における満足点と、「価格」「取り入れやすさ」「効果のわかりやすさ」。

【機能性表示食品】摂食時において「整腸」「脂肪減」について効果の期待が高い。しかし摂食者のうち4割弱が「満足したものがない」と効果に対して期待外れだったとの回答が高く、特に「脂肪減」の項目では実感が少ない結果となった。
しかし【機能性表示食品】について7割弱が購入意向を示し、「ヨーグルト」「清涼飲料」「生鮮食品」が上位となった。
【機能性表示食品】の今後の期待点では「手ごろな価格」「毎日の食生活での取り入れやすさ」「効果のわかりやすさ」が購入意向者からあげられた。

■20代は認知と摂食の差が最も小さく、認識すればトライアルしやすい。50代以上は知識として認知しているものの、トライアル(摂食)には至りにくい。機能性表示食品の購入には今後“効果の分かりやすさをいかに伝えるか“が重要。

【機能性表示食品】摂食時において「整腸」「脂肪減」について効果の期待が高い。しかし摂食者のうち4割弱が「満足したものがない」と効果に対して期待外れだったとの回答が高く、特に「脂肪減」の項目では実感が少ない結果となった。
しかし【機能性表示食品】について7割弱が購入意向を示し、「ヨーグルト」「清涼飲料」「生鮮食品」が上位となった。
【機能性表示食品】の今後の期待点では「手ごろな価格」「毎日の食生活での取り入れやすさ」「効果のわかりやすさ」が購入意向者からあげられた。


【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:20代から60代 男女
回収サンプル数:2,000サンプル
調査期間:2016年4月8日から12日
調査実施機関:楽天リサ-チ株式会社

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[楽天リサーチ]
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