「子どもを持つ夫婦のコミュニケーション/SNS利用」に関する調査 第二弾(子どもを持つ30代の既婚男女対象) 

2016年06月30日
パートナーエージェントは、「子どもを持つ夫婦のコミュニケーション/ソーシャルネットワーキングサービス(以下SNS)利用」に関するアンケート調査を実施いたしました。前回調査に引き続き、第2弾のレポートを公開いたします。

<調査背景>

前回は、夫婦のコミュニケーション手段・頻度と夫婦仲の良さについて調査したレポートを発表しました。
続いて今回は、実際にSNSを使ってコミュニケーションしている夫婦が、どのようにSNSを活用しているのか、どんなところにメリットを感じているのかについて調べてみました。
また夫婦の中には、訳あってSNSでつながらない夫婦、SNS上での自分の書き込みについてあまりパートナーに見られたくないと考えている夫婦もいます。そうした夫婦のSNS利用に関する意識についても調査した結果をレポートします。

【調査結果サマリ】

・SNSでつながったのは「結婚後」。つながったのは「連絡を取る」「近況や写真を共有」のため

・SNSでつながらない夫婦より、SNSでつながった夫婦の方がメリットを実感

・つながっていても、「SNSをできるだけ見られたくない」夫婦が約3割

・SNSで「配偶者」の写真を投稿するのは1割未満、「子供」の写真を投稿するのは4割未満

・家族に見られると困る不適切な投稿/つながりを削除した経験アリは2割未満


【調査結果】

■SNSでつながったのは「結婚後」。つながったのは「連絡を取る」「近況や写真を共有」のため
Q. あなたが配偶者とSNS上でつながった時期はいつですか(n=157)※ 必須回答

前回の調査で、パートナーとのコミュニケーションにSNSを使っていると回答したモニター(30代で子供がいる既婚男女)のうち、SNS上で「配偶者」とつながりがあると答えた人に、SNS上でつながった時期について質問しました。
その結果、「結婚後」(51.6%)が最も多く、次に「交際中」(27.4%)という回答が多くなりました。

Q. あなたが配偶者とSNS上でつながった理由について、教えてください(n=157)※ 必須回答
次に、どんな理由からパートナーとSNS上でつながったのかを調べました。

「SNSを使って配偶者と連絡を取りたい」(35.1%)、「配偶者と近況や写真などを共有したい」(14.6%)、
「特に理由はない」(13.4%)、「自分からSNS上で配偶者と交流を持ちたい」(12.7%)の順に多くなりました。

■SNSでつながらない夫婦より、SNSでつながった夫婦の方がメリットを実感
Q. あなたが配偶者とSNS上でつながっていることについて、あなたの感じている状態を教えてください
(n=157,118)※ 必須回答

SNSでつながった夫婦とSNSでつながらない夫婦のそれぞれに、実際にそうしてみてメリットを感じているかどうか、聞いてみました。まずはSNSでつながっている夫婦の感想から。「良いことが多い」(28.7%)、「どちらかと言えば良いことの方が多い」(36.9%)と、メリットを感じている夫婦が65.6%になりました。
反対に「良くないことが多い」「どちらかと言えば良くないことの方が多い」はどちらも0.6%と低い数値でした。また、そう感じた理由を聞いてみました。回答の中からいくつかをご紹介します。

<肯定派の意見>
・コミュニケーションが簡単にとれる
・写真を共有できる
・子供の近況がよくわかる
・お互いの交友関係や現時点での興味がわかりクリアな関係でいられる
・会話する時間がとれないときでも非同期に情報連携、共有ができる
・会話ですますことが多いから、むしろ、SNSでは友人達の意見を聞く場にしている
・震災などでどちらかが携帯がつながらなかったとしても、とりあえずメッセージは送れる
・夫婦でのイベント等、妻が楽しいと感じるとSNSに投稿して貰えて、自分も嬉しくなる

 <中立・反対派の意見>
・見たくなかったことも、見てよかったこともあった
・交友関係が見えすぎる部分がある
・すぐに連絡を取れるという観点ではかなりいいと思うが、逆にそのように社会全体でお互いが繋がりすぎることで2人で一緒にいる時間というものの大切さを実感できる機会が減っている気がする

メッセージのやり取りや、情報、写真などの共有が簡単にできるようになるだけでなく、他にもさまざまなメリットがあるようです。

逆に、SNSでつながらない夫婦は、どう感じているのでしょうか。
こちらも「良いことが多い」(22.0%)、「どちらかと言えば良いことの方が多い」(16.1%)と“メリットあり”と受け止める夫婦が多くなりました。ただ、つながっている夫婦で“メリットあり”と感じたのが65.6%だったのに対して、つながらないことにメリットを感じている夫婦は38.1%にとどまりました。

SNSでつながらないことにメリットを感じている夫婦の意見としては、次のようなものが出てきました。

<肯定派の意見>
・相手の異性の友達に関してとやかく言わないで済むので繋がる必要は無い
・異性などがからんでくると誤解が生まれるから
・後ろ暗いことをしているわけではないが、私的な交友関係に口を挟まれたくない
・実際に会話してのコミュニケーションが減ってしまう可能性があるから
・目の前にいていっしょに話をし、見たり、味わったりしている方が幸せだから
・自分だけの時間がもてる気がするから

 <中立・反対派の意見>
・SNSでつながった事がないから判断できない
・電話やメールが出来るので最低限の連絡は取れているが、メールに対して返信が無いことが多くたまに不便を感じる。

■つながっていても、「SNSをできるだけ見られたくない」夫婦が約3割
Q. あなたのSNSの利用状況ついて、教えてください※ 必須回答(n=157,118)※ 必須回答さらに、SNSでつながった夫婦とSNSでつながらない夫婦のそれぞれに、家族がいることでSNS利用にどのような変化が生まれたのか、質問してみました。

まずは、自分のSNSを家族に見られたくないと考えるようになったかどうか。つながっている夫婦では「見られてもいい」という意見※1の方が38.2%と「見られたくない」を上回りましたが、それでも「見られたくない」※2と考える人は31.8%となりました。

※1 「あまり当てはまらない」と「まったく当てはまらない」の合計(以下、同)
※2 「非常に当てはまる」と「やや当てはまる」の合計(以下、同)

 一方、つながらない夫婦では49.1%とほぼ半数が「見られたくない」と考えていることが分かりました。
「見られたくない」派と「見られてもいい」派にそれぞれ、そう答えた理由を聞いてみたところ、次のような回答が集まりました。

【見られたくない派】
・見られたくないこともある
・配偶者とはいえ、プライバシーは守られるべき
・色々愚痴が出そう
・違う一面を見られると私生活に支障が出そう
・友達に向けての文章が多いので、わざわざ家族に見られたくない

【見られてもいい派】
・特に見られて困ることがない
・見られたくない内容は載せてない
・自分の家族には積極的に見て貰いたい
・家族に見せられないようなものは、誰にも見せられないと思う
・家族との事に関する投稿が多いから見られたくないとは思わない
 
■SNSで「配偶者」の写真を投稿するのは1割未満、「子供」の写真を投稿するのは4割未満
SNSに家族の写真を投稿する人も多いですが、こちらも違いはあるのでしょうか。
「配偶者の写真を積極的に載せるようにしている」のは、つながった夫婦で8.3%、つながらない夫婦で9.3%。どちらも該当者は多くありませんでした。
それに対して「子供の写真を積極的に載せるようにしている」のは、つながった夫婦で38.9%、つながらない夫婦でも31.3%でした。

 ただし、「配偶者」よりは「子供」の写真を投稿する人の方が多かったものの、「子供の写真を積極的に載せる」ようにしていない夫婦も、つながった夫婦で36.9%、つながらない夫婦で48.3%と、かなり高い割合を占めています。

さらに「家族への愚痴・悪口を書き込まないようにしている」のは、つながった夫婦で70.1%でした。つながらない夫婦でも54.3%と半数以上が該当しました。

■家族に見られると困る不適切な投稿/つながりを削除した経験アリは2割未満
最後に、家族に見られると困るような投稿/つながりをチェックして、見られないように削除したことがあるかどうか、尋ねてみました。

該当者はいずれも2割未満となり、「不適切な投稿を削除したことがある」のは、つながった夫婦で19.1%、つながらない夫婦で17.0%、「不適切なつながりを削除したことがある」のはつながった夫婦で14.7%、つながらない夫婦で17.8%でした。

こうした調査の結果から、SNSをコミュニケーションツールとして使うことで、さまざまなメリットを感じている
夫婦の方が多いようです。 お互いのプライバシーには配慮しつつ、SNSをより有効に活用することが、仲の良い夫婦で居続けるための秘訣なのかもしれません。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:子供を持つ30代の既婚男女 2,200名
集計期間:2016年6月10日~6月13日
調査対象:子供を持つ30代の既婚男女 400名
 ・パートナーとの連絡手段にSNSを使っていると回答した既婚男女 200名
 (そのうち、パートナーとSNSでつながっている回答者 157名)
 ・パートナーとの連絡手段にSNSを使っていないと回答した既婚男女 200名
 (そのうち、パートナーとSNSでつながっていない回答者 118名)
集計期間:2016年6月13日

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