国内主要112行の預金・貸出金等実態調査 

2016年06月30日
帝国データバンクは、国内主要112行(大手銀行7行、地方銀行64行、第二地方銀行41行)の2015年3月末および2016年3月末時点の預金、貸出金の残高および2015年3月期、2016年3月期の預金利息(支出)、貸出金利息(収入)の推移について調査・分析した。

大手銀行7行=三菱東京UFJ、みずほ、三井住友、りそな、埼玉りそな、新生、あおぞら
各数値は各行の決算短信(単体ベース)に記載されている数値(単位:百万円)を採用

【調査結果】

・2016年3月末の国内主要112行の預金は687兆6083億3900万円となり、2015年3月末比で29兆3758億5100万円増加(4.5%増)。大手銀行、地方銀行、第二地方銀行の3業態すべてで増加し、112行中100行(構成比89.3%)で増加した

・112行の貸出金は493兆6298億6300万円となり、2015年3月末比で12兆5761億1000万円増加(2.6%増)。3業態すべてで増加し、112行中105行(構成比93.8%)で増加した

・112行の収支<貸出金利息(収入)-預金利息(支出)の差額=本業利ざや>は、5兆6860億4400万円となり、2015年3月期比で2181億1200万円減少(3.7%減)。3業態すべてで減少し、112行中96行(構成比85.7%)で減少した

・地方銀行、第二地方銀行の計105行を対象とした地域別動向では、預金、貸出金ともに9地域すべてで増加。預金の増加率は「中国」(3.0%増)、貸出金の増加率は「九州」(4.9%増)が最大となった


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[帝国データバンク]
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