「政治・選挙に関する情報収集」をテーマにした調査(新しく選挙権を持つ18~19歳男女対象) 

2016年06月23日
サイバーエージェントが運営する「アメブロ」では、新しく選挙権を持つ18~19歳男女375名を対象に、「政治・選挙に関する情報収集」をテーマにした調査を実施しました。

今回は、18~19歳男女375名を対象に、「18歳選挙権」の導入に関する意見や、政治・選挙に関する情報収集方法について調査を実施しました。

【調査結果】

■10代有権者の約7割が、「18歳選挙権」の導入で「政治への関心が高まった」
はじめに、「今年の夏(7月10日)におこなわれる参議院議員選挙から、18歳以上であれば選挙に参加できるようになったことを知っていましたか?」という質問に対しては、87%が「知っていた」と答えました。

また、「今回の選挙権の拡大を支持しますか?」という質問では、75%と約8割が「支持する」と回答。さらに、18歳・19歳でも選挙に参加できるようになったことで、「政治への関心が高まった」と答えた人も66%にのぼっています。

■候補者や政策に関する情報収集において「ソーシャルメディアは有用」、6割超が回答
次に、10代の若者たちは、政治や選挙に関する情報をどのように集めているのか調査しました。

「候補者や政策に関する情報を入手する上で、活用したいと思うもの」を聞いたところ、最も多かったのは「インターネット」で67%。以下、「テレビ」(62%)、「新聞」(33%)、「選挙ポスター・チラシ」(25%)、「街頭演説」(19%)と続きました。マスメディアや選挙運動などによる情報を参考にしながらも、やはり身近なインターネットを活用したいと考える若者が多い様子がうかがえます。

また、インターネットの中でも特に、ブログ、Twitter、Facebookなどの「ソーシャルメディア」を情報収集に利用したいという意向が目立っており、「ソーシャルメディアは、候補者や政策に関する情報を集める上で、役に立つと思いますか?」という質問では61%、「今年の夏(7月10日)におこなわれる参議院選挙の情報収集に、ソーシャルメディアを活用したいと思いますか?」という質問では57%と、それぞれ6割前後が「そう思う」と回答しています。

さらに、他の情報収集手段との比較をおこなった質問では、下記のような結果になりました。

▼候補者の人柄(キャラクターや品格)がわかりやすいと思うもの
1位:ブログ(61%)
2位:Twitter(60%)
3位:テレビなどの番組(48%)
4位:街頭演説(35%)
5位:Facebook(29%)
※上位5位 複数回答あり (数値は「特にない」の回答を除いた割合)

まず、「候補者の人柄がわかりやすい」と思う情報収集手段としては、「ブログ」「Twitter」「Facebook」と3つのソーシャルメディアが上位5位に。中でも「ブログ」という回答が61%で最も多く、「街頭演説」(35%)、「選挙カー」(20%)、「政見放送」(20%)などを上回りました。具体的なソーシャルメディアの活用法としては、
●「候補者のブログにおける、言葉遣いやコメント欄への反応をみたい」(19歳・女性・東京都)
●「過去の投稿を遡れば、候補者の考えにブレがないか確認できる」(18歳・男性・兵庫県)
●「普段のツイートだけでなく、ツイートしてから削除したものがないかを確認したい」(19歳・女性・新潟県)
という声がみられました。

▼周囲からみた候補者の評判がわかりやすいと思うもの
1位:Twitter(53%)
2位:ブログ(36%)
3位:Facebook(30%)
4位:テレビなどの番組(29%)
5位:新聞・WEBなどの記事(18%)
※上位5位 複数回答あり (数値は「特にない」の回答を除いた割合)

また「周囲からみた候補者の評判がわかりやすい」と思う情報収集としても、ソーシャルメディア3つが上位に。
●「Twitterで候補者の名前を検索して、評判を調べたい」(19歳・女性・香川県)
●「ブログのコメント欄などを見て周囲の反応を知りたい」(18歳・女性・北海道)
など、他者の意見や反応がわかりやすいという点がポイントのようです。

▼候補者の政策や考え方がわかりやすいと思うもの
1位:テレビなどの番組(39%)
2位:ブログ(38%)
3位:Twitter(35%)
4位:新聞・WEBなどの記事(31%)
5位:政党のホームページ(28%)
※上位5位 複数回答あり (数値は「特にない」の回答を除いた割合)

一方で、「候補者の政策や考え方がわかりやすい」と思う情報収集としては、「テレビなどの番組」という回答が最も多い結果となりました。ただし「ブログ」「Twitter」については、ここでも上位となり、「政党のホームページ」(28%)、「街頭演説」(28%)、「選挙ポスター・チラシ」(19%)などの回答を上回っています。具体的な声としては、
●「身近なツールだから活用しやすい」(19歳・男性・東京都)
●「ソーシャルメディアは、自分たちの世代の多くが使っているから、情報が集まりやすい」(18歳・女性・東京都)
などがあがっており、普段使い慣れているツールで情報を集めたいという意向がうかがえます。


【調査概要】
調査名:「政治・選挙に関する情報収集」実態調査
調査期間:2016年6月2日~7日
調査対象:18~19歳男女375名          
調査方法:インターネット調査 (調査実施会社:楽天リサーチ)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[サイバーエージェント]
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