大人むし歯に関する調査(むし歯がある15歳以上69歳以下の男女対象) 

2016年05月31日
サンスターグループ オーラルケアカンパニーは、「歯と口の健康週間」(6月4日〜6月10日)を迎えるにあたり、永久歯にむし歯(未処置歯・処置歯・喪失歯)がある15歳以上69歳以下の男女624人を対象に、「大人むし歯に関する調査」を実施しました。

厚生労働省歯科疾患実態調査でも、子どものむし歯は減りつつありますが、20代~80代くらいまでの約8割以上の人がむし歯を経験し、高齢者のむし歯が年々増加していることが示されています。

成人・高齢者は、むし歯治療後の詰め物の隙間にむし歯菌が入り込むことによって再発する「二次う蝕」(再発むし歯)や加齢・歯周病によってハグキが下がり、歯の根元の象牙質が露出することで、歯の根元にできるむし歯「根面う蝕」(根元むし歯)が進行しやすくなります。これらをサンスターでは「大人むし歯」と呼んでいます。

本調査の結果、調査対象の7割以上の人が二次う蝕(再発むし歯)を知らないことがわかりました。また、歯をみがいているにも関わらず、むし歯になってしまった人が多く、さらに二次う蝕(再発むし歯)予防には、フッ素が有効であるということを「知らなかった」人が約7割と、効果的なむし歯予防方法が知られていない現状が浮き彫りとなりました。

【調査結果】

① 「二次う蝕」(再発むし歯)の認知度
二次う蝕(再発むし歯)について説明したうえで、「これまでどの程度ご存じでしたか」という設問に対し、「知らなかった」と回答し、一度治療をした歯はむし歯にならないと思っている人が77.2%と多く見受けられました。

② 歯をみがいていたのにむし歯になってしまった人が大多数
「むし歯」が発生した原因は「歯のみがき方が良くなかった」が66%と最も多く、歯をみがいているのになぜ?と、自宅でできる効果的なむし歯予防方法を知らなかった人が多くいることが判明しました。

③二次う蝕(再発むし歯)の予防にはフッ素が有効であることの認知度は低い
二次う蝕(再発むし歯)予防には、フッ素が有効であるということを「知らなかった」人は69.1%となり、二次う触(再発むし歯)の認知度と同様にその予防方法についても知られていないことが明らかになりました。

④洗口剤の使用率は2割に満たない
歯みがきをする際に、ハミガキペースト以外に使用する補助剤について、「洗口剤」を使用している人は全体の16.1%でした。図3同様にケアに対する意識がまだまだ低いことがわかります。


【調査概要】
調査期間:2016年5月14日〜15日
調査方法:サンスター社調べ(マクロミルモニタを利用)
調査手法:インターネット調査
調査対象:全国15歳以上69歳以下の男女 624人

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[サンスター]
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