「健康・体調管理」についての調査(20代から70代の女性対象) 

2016年05月17日
「オレンジページくらし予報」はこの3月、20代から70代の女性に対し、「健康・体調管理」について調査しました。健康を気づかうことは、ブームを超えて常識となった感のあるこのごろですが、自分を「健康だ」と答えた人は57.4%でした。さらに「不調は自然のもので治したい」と答えた人は80.8%に上ります。

【調査ダイジェスト】

「体質改善・強化のために何かしている」57.0%

女性の5大不調は「首、肩のこり」、「目の疲れ」、「冷え症」、「疲れ」、「アレルギー」

体調管理は“自然派”が主流に。「体の不調は自然のもので治したい」80.8%


【調査結果】

「体質改善・強化のために何かしている」57.0%

今回の調査で「とても」「やや」を合わせて「健康だ」と答えた人は全体の57.4%という結果に。この数字を多いと見るか少ないと見るかは評価が分かれるところです。「あまり(健康でない)」も含めた「健康ではない」人は19.7%、「どちらともいえない」という人が22.9%でした。そして、「“自分の体質改善、体質強化”のために何かしていますか?」という問いに「している」と答えたのは全体では57.0%。これを「健康だ」と答えた人について集計すると「何かしている」人が62.4%となり、「健康でない」と答えた人の場合は50.2%となります。健康を自認する人は日ごろから自分の健康を気づかう人が多いようです。

女性の5大不調は「首、肩のこり」、「目の疲れ」、「冷え症」、「疲れ」、「アレルギー」

調査の結果、女性の5大不調は「首、肩のこり・目の疲れ・冷え症・疲れ・アレルギー」ということが明らかになりました。また、「不調が起きやすい季節」は1位が「季節の変わり目」31.7%、2位「一年中」26.1%、3位「春」17.7%。春は三寒四温という言葉に代表されるように、天候が不安定なうえに花粉でアレルギー症状が出、さらに新年度の環境変化でストレスを受ける人も多いことから、四季のなかではもっとも不調と感じる季節になるようです。「春から夏にかけて、あなたが感じやすい不調は何ですか?」という質問に対する複数回答でも、「花粉症、アレルギー」38.8%、「疲れやすい、疲れが取れない」32.4%などに続き、「ストレス」が20.0%で5位に入っています。

体調管理は“自然派”が主流に。「体の不調は自然のもので治したい」80.8%

「なるべくなら薬に頼らず過ごしたい」と89%が回答するなか、「体の不調は自然なもので治したい」と思う人は「とても」「やや」を合わせて全体の80.8%。では、ぐあいが悪いと感じたときに、どのように対処しているのでしょうか? 「規則正しい生活。湯ぶねにつかる。適度な運動」(30代・フルタイム)、「体を冷やさないようにする」(40代・パート)などの自由回答に代表されるように、ともかく規則正しい生活をして、体を冷やさないことが基本のよう。さらに「体質改善・強化のためにしていること」には「ランニングと週2回の合気道。ぐっすり寝る。野菜と水分をたっぷり。まわりの目を気にせず、ストレスをためない!」(30代・パート)など、運動と食生活に関する自由回答が多く寄せられました。また、サプリメントや健康食品をとっている人の46.1%が天然成分のものを利用していると回答しています。情報が氾濫するなか、今多くの女性が自然の力に信頼を寄せていることがわかる調査でした。


【調査概要】
調査対象:オレンジページくらし予報モニター会員・国内在住、20歳以上の女性(有効回答数1128人)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2016年3月15日〜21日

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