外食市場調査(2016年3月度) 

2016年04月28日
リクルートライフスタイルに設置された「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパー グルメ リサーチセンター」は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする2016年3月度の「外食市場調査」を実施しました。

【調査結果】

【今月のポイント】

2016年3月の外食市場規模は、東名阪3圏域合わせて3,467億円となり、前年同月比(以下、前年比)は+6億円と4カ月連続して前年を上回った。3圏域合計の外食実施率・頻度は前年実績を下回ったものの、外食単価(前年比+66円)が前年を上回り、市場規模の拡大要因となった。外食単価は16カ月連続して伸びており、今月は特にサラリーマン層である男性30~50代で大きく前年を上回った。エリア別では首都圏の伸びが全体をけん引した。業態別では、前月と比べると日数が2日多いことや送別会シーズンであったことから、「居酒屋」「和食料理店」をはじめ、主要な16業態中13業態で外食回数、外食市場規模がともに前月を上回る結果であった。2015年4月~2016年3月の年度でみると、外食実施率は増加月が7回、減少月が5回、外食頻度は増加月が3回、減少月が9回、外食単価は増加月が全12回となった。また、これらの指標の掛け合わせである市場規模では、増加月9回、減少月3回という年度結果となり、特に単価の上昇が顕著な年度であったと言える。

【3圏域計(首都圏・関西圏・東海圏)】

● 2016年3月の外食(※1)実施率は 76.1% (前月比増減 +2.0pt、前年比増減 -0.1pt)
● 2016年3月の外食頻度(※2)は 4.21回/月 (前月比増減 +0.29回、前年比増減 -0.06回)
● 2016年3月の外食単価は 2,597円 (前月比増減 +45円、前年比増減 +66円)
● 2016年3月の外食市場規模(※3)は 3,467億円 (前月比増減 +379億円、前年比増減 +6億円)

【圏域別】

● 外食実施率は、首都圏:76.6%(前年比増減 +0.9pt)、関西圏:74.9%(同 -1.6pt)、東海圏:76.4%(同 -1.6pt)
● 外食頻度は、首都圏:4.46回/月(前年比増減 -0.06回)、関西圏:4.07回/月(同 -0.02回)、東海圏:3.52回/月(同 -0.18回)
● 外食単価は、首都圏:2,674円(前年比増減 +94円)、関西圏:2,592円(同 +11円)、東海圏:2,249円(同 +37円)
● 外食市場規模は、首都圏:2,160億円(前年比増減 +61億円)、関西圏:923億円(同 -30億円)、東海圏:385億円(同 -24億円)

【業態別】(3圏域計)

● 業態別の市場規模は、前月との比較で【居酒屋】(前月比増減+113億円)でプラス幅が最も大きく、次いで【和食料理店】(前月比増減 +57億円)が続く。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ホットペッパーグルメリサーチセンター]
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