新社会人、若手社員のSNS/LINEに関する利用実態調査 

2016年04月21日
BIGLOBEは、20歳~25歳の新社会人(N=252)、若手社会人(※1)(N=446)合計698人を対象に、「新社会人、若手社員のSNS/LINEに関する利用実態調査」を実施しました。調査期間は2016年3月18日~3月22日。調査方法はインターネット調査。

※1 若手社会人=社会人歴1年目~5年目までを対象としています。

【調査結果のトピックス】

1.2016年4月新社会人のSNS/LINE事情
上司とSNSや、LINEでつながることに64%が抵抗あり。女性は約7割が抵抗あり!理由は「仕事とプライベートは分けたい」「個人情報が気になる」「投稿次第で上司の印象が悪くなるかもしれない」

2.新社会人、上司からSNS/LINEの申請は迷惑!?
「嬉しい」が16%に留まり、「本当は嫌だが、仕方がないのでつながる」が27%、「直球で断る」というツワモノも6%。女性は「本当は嫌だが、仕方がないのでつながる」が31%。

3.入社5年目までの若手社員、上司とのSNS/LINEはプライベートもOK?
「上司・同僚ともにつながっている」のは、LINEが48%、Facebookが26%、Instagramが16%、Twitterが13%。上司とのLINE内容は業務連絡が93%、プライベートは48%と業務連絡が中心。プライベートのことも話題にしているのは男性52%だが、女性は46%。

4.若手社員が上司とSNS/LINEでつながってからの変化
「プライベートのこと言わなくなった、言いづらくなった」が約半数。
一方で「プライベートの一面も見られて話題が増えた」と回答した人も半数近くに!男性は56%、女性は37%と男性の方がポジティブ。

5.若手社員が上司とSNS/LINEでつながりたくないなと思ったときの回避策は?
33%が「上司とSNSや、LINEつながらないための回避策を持っている」、回避策は「利用していないとウソをつく」「別アカウントを作成する」など。

【調査結果詳細】

1.新社会人は、上司とのSNS/LINEなどのつながることに抵抗感あり。
新社会人(N=252)を対象に、「上司とFacebookなどのSNSやLINEなどのチャットでつながることに抵抗がありますか?」と質問したところ、上司とSNSや、LINEでつながることに64%が抵抗ありと回答。内訳を見ると、男性の62%に対して、女性の方が67%と抵抗を感じる人が多い。

2.新社会人、上司からのSNS申請は迷惑?
新社会人(N=252)を対象に、「上司からFacebookやTwitterなどのSNSやLINEなどのチャットで友達申請やID交換などが来たらどう思いますか」と質問したところ、「特にうれしくはないが、つながる」と回答した人は35%、「本当は嫌だが、仕方がないのでつながる」と回答した人は27%、「何とかしてつながらない方法を探す」と回答した人は17%となり、仕方なくSNSでつながる傾向が見えた。
男女別に見ると、男性では「特にうれしくはないが、つながる」と回答した人は34%、「本当は嫌だが、仕方がないのでつながる」が23%。女性では、「特にうれしくはないが、つながる」と回答した人は35%、「本当は嫌だが、仕方がないのでつながる」と回答した人が31%と、女性の方がネガティブな割合が高かった。

3.入社5年目までの若手社員、SNS/LINEは会社の同僚なら教えるのもOK?
入社5年目までの若手社員(N=446)を対象に、「プライベートで利用しているSNS/LINEについて、同僚や上司など社内の人とつながっていますか」と質問したところ、「上司・同僚ともにつながっている」ツールは、LINE:48%、Facebook:26%、Instagram:16%、Twitter:13%の順番となった。
LINEは「上司・同僚ともにつながっている」割合が最も高く48%。Facebookは、「上司・同僚ともにつながっている」と「同僚とだけつながっている」割合が同じ26%。Instagram、Twitterでは、上司よりも「同僚とだけつながっている」割合が高く、上司とはつながりたくないが、同僚とならつながっても良いと考えている人が多い。

また、上司とLINEでつながっていてやり取りをしたことがあると回答した若手社員(N=211)を対象に、「上司と主にどのようなやりとりをLINEでしていますか?」と質問したところ、「業務連絡中心」が52%、「業務連絡とプライベートのこと半々」が41%、「プライベート中心」が8%となった。
これを男女別に見ると、男性ではプライベートのことを話題にしているのが52%、女性では46%と、男性の方が上司とのLINEでプライベートのことを話題にしている割合が高かった。

4.SNS/LINEで上司とつながった後の変化について
次に、「上司とSNS/チャットでつながることによって、利用方法に変化はありましたか?」と質問したところ、「とてもそう思う」「ややそう思う」の回答を合算すると、「見るだけになった」、「プライベートのことを言わなくなった、言いづらくなった」といった利用を控える傾向が上位となった。一方で、「上司の考え方を知る機会が増えた」、「プライベートな一面が見えて話題が増えた」など、SNSでつながることで上司との距離を縮めるといったポジティブな結果も半数程度見られた。しかしながら、この結果も男女別に見ると、男性の56%、女性の37%がそう思うと回答していることから、上司とのSNSのつながりをポジティブに捉えるのは男性の方が強い傾向。

5.上司とSNS/LINEで繋がりたくないなと思ったときの回避策は?
若手社員(N=446)を対象に、「SNS/チャットで上司とつながりたくないと思ったときの回避策はありますか?」と質問したところ、3割がSNS申請からの回避策を持っていると回答。男女別に見てみると、男性は32%、女性は34%と女性の方が多かった。

また、「SNS/チャットで上司とつながらない必殺技(回避策)を教えてください」とフリー回答で聞いたところ、以下のような回答があがった。

【上司とつながらない回避策(フリー回答一部抜粋)】
・利用していないとウソをつく
・別アカウントを作成する
・鍵を掛ける、ブロックする
・完全にわからない名前にする
・未読無視。返信がないと言われても、最近LINE自体を見てないと嘘をつく。


【調査概要】
調査名:「新社会人、若手社員のSNS/LINEに関する利用実態調査」
調査対象:
 20歳~25歳の新社会人(N=252)、
 20歳~25歳の若手社会人(N=446)
 ※事前調査にて、2016年4月新卒入社予定または社会人歴5年目までと回答した人を対象
調査期間:2016年3月18日~3月22日

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