学生モニター調査結果(2016年4月発行) 

2016年04月14日
DISCOは、2017年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、4月の就職意識に関する調査を行いました。(調査時期:2016年4月1日~6日、回答数:1,334人)

【調査結果】

1.エントリー状況
一人あたりのエントリー社数の平均は37.3社で、前年同期を7.4社下回る結果となりました。エントリーした企業を知った時期を見ると「もともと知っていた企業」5.2割、「3月より前のインターンシップや業界・企業研究などで知った企業」2.4割と、解禁前に知った企業を中心に活動していることがわかります。

2.セミナー・会社説明会への参加状況
一人あたりの平均参加社数は33.6社。この1カ月で企業単独セミナーへの参加が急増し、急ピッチで進行しています。

3.選考試験の受験状況
エントリーシート提出者はすでに87.1%。提出社数は6.5社で前年より2社増加しました。選考試験の平均受験社数は、筆記4.4社、面接2.6社、グループディスカッション2.1社でした。選考も、昨年より早いペースで進んでいます。

4.リクルーターからの接触
リクルーターからの接触経験を持つのは全体の36.5%でした。リクルーターと接触したきっかけは、「プレエントリーをしたら連絡が来た」43.7%、「セミナーに参加したら連絡が来た」41.7%が多いです。

5.学業と就職活動の両立
学業の負荷については「大きい」が49.5%ですが、文理で差があり、理系では「大きい」の合計が6割を超え(64.3%)、スケジュール変更は理系学生において、より影響が大きいことがわかります。企業への要望としては「日程の選択肢を多く」が83.9%と圧倒的に多く、経団連の指針に盛り込まれた「土日・祝日に実施」は39.3%、「夕方以降」は29.8%でした。

6.4月1日現在の内定状況
4月1日の調査時点での内定率は11.8%で、前年同期(7.1%)を4.7ポイント上回りました。内定者のうち、就職先を決定して就職活動を終了したのは、僅か8.2%にとどまり、大半が就職活動を継続しています。

7.内定業界と企業規模
現時点で学生がどの業界から内定を得ているのか尋ねたところ、「調査・コンサルタント」「情報処理・ソフトウエア」「建設・住宅・不動産」の順に多いことがわかりました。内定企業の規模は「「1,000人~4,999人」が44.3%で最多、「5,000人以上」は31.0%で、就職戦線の序盤から大手企業が内定を出している様子が見て取れます。


【調査概要】
調査対象: 2017 年 3 月に卒業予定の大学 4 年生(理系は大学院修士課程 2 年生含む)
回答者数: 1,334 人(文系男子 487 人、文系女子 368 人、理系男子 335 人、理系女子 144 人)
調査方法: インターネット調査法
調査期間: 2016 年 4 月 1 日~6 日
サンプリング: キャリタス就活 2017 学生モニター(2016 年卒以前は「日経就職ナビ・就職活動モニター」)


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