「定期購入・頒布会」についての調査(20代~60代女性対象) 

2016年03月30日
千趣会の「ベルメゾン生活スタイル研究所」は、「定期購入・頒布会」についてベルメゾンデッセ会員のみなさんにお聞きしました。

調査は2016年3月2日~3月16日にインターネットで実施。20代~60代女性2173名の回答結果を集計しました。

【調査結果】

◆定期購入のメリットは「買い忘れを防げる」や「注文の手間が省ける」
頒布会のメリットは、「定期的に届く楽しみがある」「いろいろなモノや味が楽しめる」

定期購入や頒布会で購入するメリットを聞いてみました。
まず、1回の注文で定期的に同じ商品が届く「定期購入」のメリットを聞いてみると、最も多かったのが「買いに行く・毎回注文する手間が省ける」で52.5%。次いで「買い忘れがなくなる」の40.5%、「定期的に届く楽しみがある」36.4%が続きました。
一方、1回の注文で定期的に異なる商品が届く「頒布会」のメリットについては、「定期的に届く楽しみがある」と答えた人が最も多く48.6%、次いで「いろいろなモノや味が楽しめる」の45.1%、「通常買えない限定品、オリジナル商品が届く」33.5%が続きました。
定期購入には買物の省力化を期待し、頒布会には買物の「楽しさ」を求めていることがわかりました。

◆定期購入のデメリットは「使いきれずに溜まっていきそう」「中止するのが面倒そう」
頒布会のデメリットは、「好みでないモノが届きそう」「使いきれずに溜まっていきそう」

続いて、定期購入と頒布会それぞれのデメリットを尋ねました。
定期購入のデメリットでは、「使いきれずに溜まっていきそう」が最も多く60.0%、次いで「中止するのが面倒そう」45.8%、「好みでない内容のものが届くこともある」42.2%が続きました。
一方、頒布会のデメリットとしては、「好みでない内容のものが届くこともある」が最も多く74.3%、次いで「中止するのが面倒そう」39.0%、「使いきれずに溜まっていきそう」36.5%が続きました。どちらも、中止する際の手続きの面倒さを懸念する気持ちや、使いきれずに溜まっていきそう、という経済的なムダを懸念する気持ちが共通していました。

◆定期購入は半数以上が「利用しやすい」、頒布会は「利用しにくい」が6割以上。

定期購入と頒布会、それぞれについて「利用しやすい」か「利用しにくい」かを聞いてみました。
まず定期購入に関しては、全体の54.8%が利用しやすいと回答(「利用しやすい」9.3%、「どちらかといえば利用しやすい」45.5%の合計)。年齢別で見ると40代から全体平均を上回り、50代では60.3%(「利用しやすい」11.5%、「どちらかといえば利用しやすい」48.8%の合計)、60代では83.3%(「利用しやすい」13.3%、「どちらかといえば利用しやすい」70.0%の合計)と8割以上が利用しやすいショッピングスタイルだと感じていることがわかりました。日頃から、サプリメントや美容関連商品等の定期購入を利用することで利便性を実感していることが背景にあると思います。
一方、頒布会については、利用しやすいと回答した人は38.9%どまり(「利用しやすい」4.3%、「どちらかといえば利用しやすい」34.6%の合計)。6割以上が利用しにくいショッピングスタイルと感じていることが明らかになりました。ただし60代だけが利用しやすいと答えた人が58.3%と(「利用しやすい」10.0%。「どちらかといえば利用しやすい」48.3%の合計)、利用しやすいが利用しにくいを上回る結果となりました。この世代は頒布会の拡大期にあたる20代の頃から慣れ親しんでこられたことが背景にあると思います。

◆今後購入してもよいジャンル1位は、定期購入では「サプリメントや健康食品」、頒布会では、「食品・スイーツ・飲料」

最後に、定期購入や頒布会で今後購入してもよいと思うジャンルについて質問しました。
まず定期購入では、「サプリメントや健康食品」と答えた人が最も多く38.9%、次いで「食品・スイーツ・飲料」29.1%、「日用消耗品(シャンプー・紙おむつなど)」24.7%が続きました。全体平均に比べ年代により利用意向度の高いジャンルを見ると、20代では「日用消耗品」や「美容・コスメ」、30代では「日用消耗日」「食品・スイーツ・飲料」「雑貨(手作りキット・文具など)」、50代では「サプリメントや健康食品」、60代では「美容・コスメ」「雑誌」という結果になり、40代では顕著な差は見られませんでした。いずれにせよ、年代により利用したいと思う商品ジャンルに違いがあることが見えてきました。

一方頒布会で利用したいジャンルの1位は「食品・スイーツ・飲料」で32.5%、次いで「手作りキットや文具などの雑貨」28.6%、「タオルや食器などの生活用品」19.3%が続きました。「なし」と回答した人は3人に1人の28.8%。中でも20代は32.4%と平均を上回る結果になりました。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ベルメゾン生活スタイル研究所]
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