2015年度 コンプライアンス違反企業の倒産動向調査 

2016年04月08日
帝国データバンクでは、「粉飾決算」や「業法違反」、「脱税」などのコンプライアンス違反が取材により判明した企業の倒産を「コンプライアンス違反倒産」と定義。2015年度(2015 年4 月~2016 年3 月)の倒産(法的整理のみ)について分析した。
なお、本調査は2005年4 月から集計を開始しており、前回調査は2015年4月7日。

「コンプライアンス違反」は、意図的な法令違反や社会規範・倫理に反する行為などを指す
同一企業に複数のコンプライアンス違反がある場合は、主な違反行為で分類

【調査結果】

・2015年度のコンプライアンス違反倒産は289件判明。前年度比3割増で過去最多を更新

・違反類型では「粉飾」が85件で最多。資金流出や詐欺などの「資金使途不正」は67件判明し前年度から4倍に大幅増加

・主な事例は、(株)日食(大阪、粉飾)、(株)MARU(東京、資金流出)など


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[帝国データバンク]
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