『わが国のスポーツ予算の検証』調査報告書 

2015年10月21日
笹川スポーツ財団(SSF)は、国が担うスポーツ政策全体の現状を把握、整理することを目的に『わが国のスポーツ予算の検証』調査報告書を取りまとめました。

本報告書は、次の 3 点から構成されています。
①国がどのような事業をどの程度の予算で実施しているのかについて過去 3 年度分(2012~2014)のスポーツ予算を元に網羅的に把握②スポーツ基本計画に記載されたすべての具体的施策案が、2014 年度時点のどの実施事業に該当するかについて照合③2017 年頃に予定されているスポーツ基本計画の中間見直しに向けた、目標値や実態調査、特徴的な事業への指摘、の 3 点を行っています。

主なポイント

1.わが国のスポーツ予算は年々増加しているが、「国際競技力の向上に必要な経費」の増額の影響が大きい。2012年度と比較して2014年度では27億円以上増加している。

スポーツ予算の合計
2012 年度 235 億 4,269 万 3,000 円
2013 年度 243 億 2,784 万 9,000 円
2014 年度 255 億 2,784 万 9,000 円

国際競技力の向上に必要な経費
2012 年度 77 億 5,795 万円
2013 年度 79 億 933 万 3,000 円
2014 年度 105 億 1,165 万 4,000 円

2.スポーツ基本計画に基づく今後の指針と実際の文部科学省実施事業の対応状況を独自に照合した。その結果、「競技スポーツ」では多くの事業が実施されているのに対し、「生涯スポーツ」では実施されていない事業が多数見受けられた。

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[笹川スポーツ財団]
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