電力自由化に関する意識調査(20歳以上69歳以下の男女対象) 

2016年03月30日
MMD研究所は、20歳以上69歳以下の男女2,208人を対象に「電力自由化に関する意識調査」を実施致しました。

【調査結果サマリー(※一部抜粋)】

■ 電力自由化に伴い、販売会社を検討しているのは2割、既に販売会社を選んだのは1割

■ 光コラボの利用有無で、電力自由化に伴う販売会社の検討・申し込みに差が出る結果に

■ 検討・申込者のうち、携帯電話とのセット割を検討・申し込み理由に挙げたのは約2割

■ 検討するにあたり、欲しいサービス「料金のシミュレーション」が約5割


【調査結果】

■ 電力自由化に伴い、販売会社を検討しているのは2割、既に販売会社を選んだのは1割

20歳以上69歳以下の男女2,208人を対象に、電力自由化について、考えに近いものをきいたところ、「電力自由化についてはなんとなく理解はしているが、電力自由化に合わせて販売会社を検討するまでに至っていない」が37.0%で最多となり、続いて「電力自由化については利用を検討したことがあるが、電力自由化に合わせて販売会社を選ぶには至っていない」が20.0%となった。

これを認知から利用までのファネルで表すと、「認知」94.4%、「サービス会社認知」80.1%、「内容理解」67.0%と続き、「利用検討」では30.0%、「申込み」まで至っているのは10.0%という結果となった。

■ 光コラボの利用有無で、電力自由化に伴う販売会社の検討・申し込みに差が出る結果に

続いて、20歳以上69歳以下の男女2,208人を対象にインターネット回線と携帯電話のセット割引「光コラボ」について同じく認知・利用について聞いたところ、「光コラボについて、サービスは聞いたことがあるが、入っていない」が40.4%で最多となり、「光コラボというサービスそのものについて知らない」が29.4%と続いた。携帯電話の大手3キャリアをはじめ何らかの光コラボのサービスに加入しているのは、合わせて30.2%となった。

前問の電力自由化について、光コラボの加入の有無で違いを見てみると、電力自由化に伴い販売会社を選んでいると回答した割合が、それぞれ光コラボ加入者で15.6%、光コラボ未加入者で8.7%、「光コラボを知らない」と回答した人で5.9%と違いが出る結果となった。また、「光コラボを知らない」と回答した人については、電力自由化の認知から利用に至るまで、いずれも低い割合となった。

■ 検討・申込者のうち、携帯電話とのセット割を検討・申し込み理由に挙げたのは約2割

電力自由化に伴い販売会社を検討、申し込みしていると回答した人(N=662)を対象に販売会社を検討、申し込みした理由を複数回答で聞くと、「料金が下がる」が60%で最多となり、「競争によりサービスが向上する」が28.4%と続いた。尚、「携帯電話などの他の生活関連のサービスとセットで割引が受けられる」という回答は21.0%となった。

■ 検討するにあたり、欲しいサービス「料金のシミュレーション」が約5割

電力自由化について、理解はしているものの、販売会社を検討するには至っていない人(N=817)を対象に、検討するのに欲しいサービスを複数回答で聞いたところ、「料金のシミュレーションが気軽にできて、現在の契約と比べて料金が安くなることがわかれば」という回答が約5割で最多となった。検討するにあたり、「電話で簡単に申し込める」「店頭などで簡単に申し込める」はいずれも1割未満の回答となった。


【調査概要】
調査期間:2016年3月17日~3月20日
有効回答:2,208人
調査方法:インターネット調査
調査対象:20歳~69歳の男女

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[MMD研究所]
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