第2回NRC全国キャラクター調査【Part2:ご当地ゆるキャラ編】 

2016年02月26日
日本リサーチセンターは、自主調査として、第2回NRC全国キャラクター調査を企画・実施いたしました。
日本では、マンガやアニメなどに登場するキャラクター人気が高く、キャラクターを商品化したビジネスも盛況です。キャラクター市場の実態として、どのようなキャラクターが認知され、好感をもたれているでしょうか。

本レポート【Part2:ご当地ゆるキャラ編】では、「ご当地ゆるキャラ」の26種類のキャラクターについて、認知度と好感度を性別、地域別に質問した結果を紹介します。

【調査結果の要約】

●「くまモン」 と「ふなっしー」が全国的に高い認知度、次いで「せんとくん」「ひこにゃん」が続く。
・「くまモン」「ふなっしー」「せんとくん」「ひこにゃん」の4キャラクターはいずれの性・年代層でも5割以上の認知。
・中でも、「くまモン」「ふなっしー」はいずれの性・年代層でみても1〜2位。
・全体では「ちっちゃいおっさん」が5位だが、男性の50代以上、女性の60代以上では「ぐんまちゃん」が5位にアップする。
・「くまモン」「ふなっしー」は全国的に認知度が高く、エリアの差はみられないが、その他のキャラはご当地での認知度が高い傾向がみられる。

●好感度のトップ2も「ふなっしー」と「くまモン」が2強。
・エリアでみると、東日本では「ふなっしー」、ご当地九州エリアでは「くまモン」が優勢。
・認知度と同じく、「ふなっしー」 「くまモン」がいずれの性・年代層でも1〜2位。
・エリア別では、北海道・東北、関東では「ふなっしー」の好感度が「くまモン」よりも高く、逆に「くまモン」のご当地である中国・四国・九州では、「くまモン」の方が高い。
・全体では上位5位圏外だったキャラクターでも、エリア別でみると、北海道・東北は「メロン熊」、中部・北陸は「出世大名家康くん」、近畿は「せんとくん」、中国・四国・九州は「バリィさん」と「しまねっこ」がそれぞれ上位5位内に入った。「ご当地キャラ」の名の通り、出身エリアで人気の高いキャラクターがある。


【調査概要】
・調査方法:NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員による個別訪問留置調査
・調査対象:全国の15〜79歳男女個人
・有効回収数:1,200人(サンプル)※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
・サンプリング:毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
・調査期間:2015年10月調査 2015/10/2 〜 2015/10/14

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本リサーチセンター]
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