Warisは、「女性活躍推進法」の施行を機に、Warisのデータベースに登録している総合職女性に対し初のアンケート調査を実施したところ、調査結果から、女性の継続就労・活躍支援における新たな課題が明らかになりました。

【調査結果一部抜粋】

■キャリア女性の“辞めスイッチ”が入るのは27歳・35歳
Warisアンケート調査で「退職を検討したことがある年齢」を尋ねたところ、20代では27歳、30代では35歳との回答が最も多くを占めました。キャリア女性がちょうど管理職適齢期の時期に退職を検討している現状が見られます。

■退職検討理由は両立の困難より、仕事への不満
退職・転職・独立を検討することになったきっかけについて尋ねると、「これまでの職場ではキャリアアップできないと思ったため(39%)」と「仕事にやりがいはあったが、家族との時間のバランスが確保できなくなったため(38%)」がほぼ同じ割合でトップ。これに「新しい環境で仕事をしたいと思ったため(36%)」「これまでの職場ではある程度、仕事を“やり切った”感覚があったため(31%)」が続きます。今回の回答者は約8割がワーキングマザーでしたが、必ずしも育児や出産そのものが退職検討のきっかけになるわけではありません。短時間勤務制度の浸透により、「両立支援」の環境は整ってきていますが、長時間労働やそれに基づく制度・評価がベースとなる中、育児期人材や短時間勤務人材が能力を発揮するには壁にぶち当たることも多く、思うように力を発揮できない仕事への不満や、将来のキャリア形成への不安が退職要因になっています。

■フリーランス女性の8割がリモート&在宅勤務で活躍中!平均月収は28万円
今回のアンケートでは総合職女性の約3割がフリーランスとして働いています。月平均80時間~100時間程度の稼働量という人が半数。「オフィスに常駐」と回答した割合はわずか20%にとどまり、リモートワークなど、能力を活かしつつ、フレキシブルな働き方を実践していることがよくわかります。ちなみにWarisに登録するフリーランス女性の平均月収は28万円でした。


【調査概要】
調査時期:2015年12月17日~2016年1月8日
調査対象:Warisご登録者(有効回答率10%/202名が回答)
調査方法:インターネット
平均年齢:38.1歳(既婚91%/子どもあり82%/管理職前後の総合職女性が中心)

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[Waris]
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