「放課後の過ごし方に関する調査」と「クーポン利用に関する調査」(女子中高生対象) 

2016年03月23日
GMOメディアが運営する、10代の女の子に関する研究機関「プリキャンティーンズラボ」は、スマートフォン(以下、スマホ)を所持している女子中高生を対象に「放課後の過ごし方に関する調査」と「クーポン利用に関する調査」を実施いたしました。

【本調査の背景】

近年、多くの企業や店舗がデジタルマーケティングの一環として、お店独自のアプリやWebサイトへデジタルクーポンを掲示するなど、スマホの機能を用いた多種のクーポンが発行されています。
プリキャンティーンズラボのユーザーの多くは、スマホネイティブである10代の女の子たちであり、彼女らのクーポンの利用シーンや、活用方法などを実態調査することで、スマホ向けの販促活動をさらに効果的にできると考え調査を実施しました。

【調査結果】

■回答者の属性

~中学生の回答が約6割、AndroidとiOSの割合はほぼ同数~
回答者の属性は中学生が約65%と多数を占め、高校生が約35%となりました。
年齢別では、15歳(22.6%)、14歳(22.3%)、13歳(19.2%)の順となっています。また、所有しているスマホのOSはAndroid(50.2%)、iOS(47.3%)と全体をほぼ二分する結果となりました。

■放課後の過ごし方

~部活などで学校の友達と一緒に過ごしている人がほとんど~
スマホを所有している女子中高生に、放課後はどのように過ごすことが多いか尋ねたところ、「部活に参加」(51.3%)、次いで「帰宅する」(45.9%)という意見が多く「学校の外」は18.6%となりました。この結果は、中学生・高校生別で集計しても大きな違いは見られず、現代の女子中高生は週のうち学校で部活に参加したり、自宅で過ごしたりすることが一般的で、遊びに出かける頻度はそれほど多くないことが分かりました。
また、放課後は誰と過ごすことが多いかという質問については、「学校の友達」(62.2%)が突出しており、「一人」(15.0%)が続きました。部活をはじめ学校内外で友達と過ごす人が多いものの、一人で過ごすことが多いという人も一定数いることが分かりました。

■友達との遊びについて

~友達とはショッピングが中心~
友達と遊びに行くときにどこに行くことが多いかを尋ねたところ、「ショッピング(ウィンドウショッピングを含む)」(81.0%)が最多となり、続いて「カラオケ」(54.4%)も半数を超えました。また、その時に使う金額(1日当たり)については、「500円以内」(36.3%)、「501円~1,000円」(28.4%)と続きました。学校外に遊びに行く頻度が高くないことから、放課後はあまりお金をかけずに過ごしているようです。

■クーポンの利用について

~女子中高生のクーポン利用率は約65%~
放課後の過ごし方と合わせて、女子中学生のクーポンの利用について調査を行ったところ、普段友達と遊ぶときに、64.4%の女子中高生がクーポンを利用していることがわかりました。さらに、「クーポンを利用する」と回答した人ににクーポンの有無がお店選びに影響するかどうかを尋ねたところ、「あまり関係ない」が69.8 %となりました。女子中高生はクーポンによってお店を選ぶことは少ないようです。
一方で、よく利用するクーポンの種類については、「紙のクーポン」(34.9%)、「お店とLINE友達になっている」(27.9%)、「お店独自のアプリ」(27.8%)と続きました。スマホネイティブな女子中高生においても、紙のクーポンの存在感が強い一方で、半数以上の人がLINEやお店アプリといったスマホのクーポンを活用していることから、スマホ向けのクーポンによる販促活動も一定の効果があると考えられます。


【調査概要】
調査テーマ:「放課後の過ごし方に関する調査」「クーポン利用に関する調査」
調査対象:スマホを所持している女子中高生
調査期間:2016年3月1日~2016年3月9日
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:1,124名
調査主体:プリキャンティーンズラボ

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[GMOメディア]
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