現役シニアバイトの価値観を調査(60歳~79歳のアルバイト・パート従事者対象) 

2016年03月17日
インテリジェンスが運営する「an」は、人事・採用担当者のための情報サイト「anレポート」にて、60歳~79歳のアルバイト・パート従事者343人を対象に就業時の理想的なケアついて調査しましたので、結果を発表いたします。

【調査結果】

■仕事を覚える際の苦労は「仕事を教えてほしい時に聞ける人がいない」が4割以上
シニアがアルバイトを始めてから仕事を覚える際に苦労したポイントを聞いたところ、41%の人が「教えてほしい時に聞ける人がいない」と回答しました。具体的には「仕事を覚えるまでは、分からないことはきちんと質問して確認したい」「分からないことを聞いても嫌な顔をせず、丁寧に教えてもらいたい」という声が挙がっており、仕事を教える側には、最初のうちはよく目をかけて仕事をフォローするとともに、気軽に質問できるような雰囲気作りが求められています。続いて、27%の人が「覚えなければいけないことが多すぎる」と回答。具体的には「明確な業務のマニュアルがなく困っている」という声が寄せられています。シニアの視点に立ったわかりやすいマニュアル作りも、優先的に取り組みたい対策の一つと言えます。

■55%のシニアが「体力・健康状態の把握・理解」を望む
体力面で考慮してほしいことについて聞いたところ、「体力・健康状態や持病は把握しておいてほしい」という声が55%にのぼりました。シニアを雇用する際は、一人ひとりの体力面、体調面を気にかけながら、仕事がきつくないか等マメに声掛けすることがポイントとなるでしょう。また回答者からは「冷暖房について配慮してほしい」という声が複数挙がっており、寒さ、暑さは想像以上にシニアの身体にこたえていることが伺えます。シニア層の労働環境を整備する上では、空調も重要なチェックポイントとなっています。


【調査概要】
調査地域:全国(インターネットリサーチ)
調査対象:60~79歳のアルバイト・パート就業者
調査期間:2016年2月16日~2月17日
有効回答数:343サンプル

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[an]
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