「マイナス金利」に関する意識調査(経営層対象) 

2016年03月16日
フルスピードは、2016年に日本銀行が決定した「マイナス金利(※)」について、アンケート調査を実施いたしました。

(※)マイナス金利とは…金利がマイナスになること。2016年1月29日、金融機関が日本銀行へ預ける資金の金利を一部マイナスにする「マイナス金利施策」が導入されました。

【主な調査結果】

■47.8%が「悪策」と認識。ネガティブと無関心が中心の回答結果。よくわからない、興味がないも24.4%。良策と感じるユーザーは合計で16.5%と、最も少なかった。

■マイナス金利が自身の属する業界に「良い影響がある」と答えたのは14.4%。「悪い影響がある」と回答したユーザーが40%を占め、「影響がない」も26.1%。全体的にも自身の周辺でもマイナス金利の効果が見込めないと感じる回答が多かった。

■マイナス金利の実施により、45.2%が「銀行預金以外の選択肢」を検討。銀行預金またはすでに株、投資信託を行っており、変更を検討しない「現状維持派」は49.6%。現状維持派と見直し派がほぼ半分に。

■84.4%が、マイナス金利はデフレを「緩和しない、あるいは悪化する」と考えている。マイナス金利を実施しても「デフレは変わらない」と考えるユーザーが49.6%と、約半数を占める。さらに「デフレが悪化する」と回答したユーザーは33.9%。経営層にとって最も関心の高い「個人消費の喚起」が、マイナス金利を含む現在の政策や現実の景気動向からは期待できないとする回答が多かった。


【調査概要】
調査の目的:「マイナス金利」の導入に対する、経営層の意識調査
調査方法:Webアンケート
調査対象地域:東京都内
調査対象者:30~69歳、経営層または自営業のインターネットユーザー
有効回答数:115名

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