電力自由化の動向調査(10代~60代男女対象) 

2016年03月15日
ゲインは、全国10代~60代男女4,700名を対象に、「電力自由化の動向調査」を実施しました。

これまでは地域で決められていた電力会社からしか電気を買えませんでしたが、2016年4月より始まる電力自由化により、従来の電力会社以外の会社からも電気を購入できるようになります。
今回は実施したいくつもの調査項目から、第1弾として電力自由化の「認知」と「興味」についてピックアップして紹介したいと思います。

【調査結果】

■電力自由化の内容まで知らない層は6割程度
・全体の認知について
「電力自由化」について認知を聞いてみたところ、「内容を知っている(39.1%)」と「名前を知っている(55.2%)」と合わせて「認知(計)」は94.3%となった。
一方で、「内容までは知らない(「名前を知っている程度」+「知らない」)」は6割程度となっていて、電力自由化の詳細についての認知は高いとは言えない結果となった。

・電力エリア別の認知について
電力エリア別に見ると、認知(計)ではいずれの地域も9割前後となっている。
「内容を知っている」に関して、東京・関西電力エリアが他エリアと比べて高く40%を超えている。
それに対して東北・北陸・四国電力エリアではいずれも30%前後と東京・関西電力エリアと比べて10%以上低くなっている。
電力自由化の内容の浸透率には地域差がある結果となった。

・性年代別の認知について
性年代別に見ると、20代・30代の層は認知率が平均よりも10ポイント程度低い結果となっていた。また、女性よりも男性の方が浸透率(サービスの内容を知っている割合)は高い結果となった。

■都道府県別!電力自由化興味度ランキング
第1位は千葉県、第47位は富山県に!関東エリアで興味の高さが集中


第1位は千葉県で61.0%となった。また、上位5位の内、千葉県・東京都・神奈川県の3つを関東エリアが占める結果となり、関東エリアの興味が高い傾向が見られた。

第47位は富山県で33.0%となり興味の低さが目立つ結果となった。
また傾向としては関東・関西エリア以外の地域のランクインが目立った。

・電力エリア別の興味について
電力エリア別に見ると、「興味がある」と回答した割合が最も高かったのは東京電力エリアで56.7%、次いで高いのが関西電力エリアで54.0%となった。

・月々の電気代別の興味について
総じて月々の電気代が高い方が、電力自由化に興味を持っている傾向がある。
特に「14000円~20000円未満」の層では「興味がある(計)」は6割を超え、「とても興味がある」も2割近くという結果となった。
月々の電気代が高い方が電気代をより安くしたいという期待があることを伺える結果となった。


【調査概要】
調査目的:2016年4月より始まる電力自由化に際しての動向調査
調査手法:Web調査
調査エリア:全国
サンプル数:4700サンプル
調査機関:2016年2月19日~22日
調査実施機関:株式会社ゲイン
集計について:人口構成比でWB集計を行った結果である。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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[ゲイン]
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