「旅行におけるモバイル利用」の意識調査(世界19カ国調査) 

2016年03月03日
エクスペディア・ジャパンは、世界19カ国、各国500名以上、計9,642名を対象に「旅行におけるモバイル利用」の意識調査を実施。

【調査結果】

世界の約7割が「スマートフォンは旅の必需品」と回答。中国人だとほぼ100%が必須

「スマートフォンは旅の必需品か」、「スマートフォンは旅の質を上げるか」という2つの質問をしたところ、1位は両方とも中国という結果で、9割以上が「はい」と回答しました。まだ1位~3位全てがアジアの国で、アジアの人ほどスマートフォンを重視している結果がみえました。
日本人も約7割が「スマートフォンは旅の必需品」と回答しています。統計上、日本のスマートフォン所有率は約75%(総務省)であることから、所有している人のほぼ全員が「旅の必需品」としていることがわかります。
一方、調査を行った19カ国ほぼ全ての国で、「スマートフォンは旅の必需品」と回答している人が過半数以上だったのに対し、スウェーデンだけは、過半数を下回る40%という結果になりました。次の調査結果から見ても、欧米の人のほうがアジアの人に比べてスマートフォンを重視していないことがわかります。

「旅で最も必要なもの」はアジア、ヨーロッパ、アメリカで傾向が分かれる!

「旅で最も必要なもの」を聞いてみると、地域ごとで大きく傾向が分かれる結果となりました。アジアと中南米の人達は「スマートフォン」と回答している一方、ヨーロッパの人達は「歯ブラシ」、アメリカの人達は「運転免許」と回答。これは、ヨーロッパではアジアに比べて歯ブラシを置いているホテルが少ないこと、そしてアメリカでは国内旅行が多くその際にレンタカーをする人が多いことが、結果に影響していると考えられます。

日本における「旅で最も必要なもの」ランキング。1位はスマートフォンで2位は●●!

「旅で最も必要なものは?」という質問に対し、日本では1位がスマートフォン、2位が運転免許、3位が歯ブラシ、そして旅行ガイドブックとタブレットが続く結果となりました。
「運転免許」と回答した人は世界平均では約3割なのに対して日本人は約5割と高いです。日本人にとって人気の旅行先が、国内では沖縄や北海道、海外だとハワイと、いずれも運転がしやすい場所であることが、この結果に影響しているのかもしれません。
また「歯ブラシ」については、日本の宿には常備されていることが多いことから、世界平均に比べて必須としている人が日本では少ない傾向にありました。「旅行ガイドブック」においては世界に比べて必須としている人が多いです。海外では文字ばかりのガイドブックが主流なのに対して、日本では写真がが多いガイドブックが主流となっています。そんな工夫が多いことから、日本人にとってガイドブックが旅行に必要とされていると考えられます。

日本人は旅行中のスマートフォン利用がより現実的?!SNS利用率が世界で最下位

「旅で最も利用するアプリは?」と聞いたとこと、世界でも日本でも、「地図」が一番高い結果となりました。旅先でも地図のガイド機能を活用している人が多いようです。 特に英語が第一言語でない日本人は、道を人に聞いたりする必要が無いことで、重宝しそうです。
全体的に日本人は現実的な用途でスマートフォンを利用している人が多く、世界全体のランキングと比較すると、SNSが入っていないことがわかります。
「旅で最も利用するアプリがSNS」という回答は、日本が世界で最下位という結果になりました。日本人は他国の人と比べて、自己顕示欲が少ないことが影響しているのかもしれません。

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