消費税駆け込み需要の意識調査(会社社長対象) 

2016年03月01日
フルスピードは、1都3県の会社社長に向けて、消費税駆け込み需要対策についてのアンケートを実施しました。

【主な調査結果】

・過去2014年4月の増税の際に、多かった駆け込み需要対策は「仕入在庫を増やした(7.1%)」こと。次いで「営業トークや営業資料などを駆け込み需要向けに作成した(5.3%)」、「広告・チラシなどの宣伝を強化した(3.5%)」となった。
しかし、「特に対策はとらなかった」が79.6%を占めた。

・2014年4月の増税の際に、実際に駆け込み需要があったかどうか?の問いに対しては、「想定以上にあった」はわずか4.4%。「想定内」、「想定以下」は合わせて24.8%となり、駆け込み需要が少しでも感じられたという回答は29.2%どまりとなった。「全くなかった」は69.0%だった。

・今後予定されている2017年4月の増税に向けて、駆け込み需要向けの対応をする予定と回答したのは全体の33.7%。そのうちの28.3%は「若干対策をとるかもしれない」「多少は駆け込み需要を意識した対策は行う予定」と回答しており、積極的な対応ではないことがわかる。「積極的に駆け込み需要の対策を行う予定」「全社的に業績アップを意識した対策を行う予定」と積極的な回答をした社長は全体の5.4%にとどまる結果となった。

・過去2014年4月の増税の際に個人、もしくは家庭で増税を見越して買ったものは何ですか?の問いについては、52.2%が「特になかった」と回答。しかし、「大型家電(冷蔵庫、エアコン、洗濯機など)」22.1%、嗜好品(お酒、たばこなど)15.9%は多くの社長が、駆け込み需要での購入をしたと回答した。大きな買い物である「不動産(リフォーム含む)」3.5%、「自動車、バイク」3.5%、「家具」8.0%より、日常的に使用する「消耗品(トイレットペーパー、洗剤など)」、「食品・飲料」がともに14.2%で高い結果となった。

・2017年4月に予定されている消費税増税時に、あなた個人や家庭で増税を見越して買う予定のものは何ですか?の問いに関して54.0%は「特に考えていない」と回答。
次いで「自動車・バイク」(20.4%)で、「大型家電(冷蔵庫、エアコン、洗濯機など)」15.9%、嗜好品(お酒、たばこなど)13.3%となった。


【調査概要】
調査の目的:株式会社の代表取締役への消費税駆け込み需要の意識調査
調査方法:Webアンケート
調査対象地域:1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)
調査対象者:株式会社の代表取締役社長 男女
有効回答数:113名
調査の期間:2016年2月5日

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