宴会・飲み会に関する実態調査②(年に1回以上、宴会・飲み会でお酒を飲む30~70代男女対象) 

2016年03月03日
味の素 ウェルネス事業部は、宴会・飲み会での体調の変化や脱水に関する意識の実態を把握するため、年に1回以上、宴会・飲み会でお酒を飲む30~70代の男女500人を対象に、アンケート調査を実施しました。

調査の結果、飲み会シーズンを挟む12月~4月の宴会・飲み会の参加回数は、50代が7.4回でトップ、次いで70代が7.1回、一方で、飲み会後に「体調に変化がある」人は30代で70.0%、逆に、70代は83.0%が「体調に変化はない」ことがわかりました。また、脱水になりやすいと自覚しているのは、30代が最も多く23.0%、70代は10.0%でした。
一般に、加齢に伴い適切な水分補給のタイミングが遅れたり、身体に生理的な変化が起こったりすることで、高齢者は脱水が進みやすい、といったことはあまり知られていません。

【調査トピックス】

1. 宴会・飲み会の参加回数、70代でも平均7回以上

2. 30代は「体調に変化がある」が7割、70代は「体調に変化はない」が8割

3. 70代の6割は経験や自覚症状で「脱水になりにくい体質」と判断


【調査結果】

1. 宴会・飲み会の参加回数、70代でも平均7回以上

12月~4月の時期に宴会・飲み会に何回くらい参加しているか質問したところ、平均参加回数で50代(7.4回)に次いで70代(7.1回)、30代と60代がそれぞれ6.1回となっています。参加回数の多い70代ですが、80.0%が非勤労者であり、仕事に関係なくお酒の席を通したコミュニケーションが活発であることが伺える結果となっています。

2. 30代は「体調に変化がある」が7割、70代は「体調に変化はない」が8割

宴会・飲み会後の体調の変化について聞いたところ、「変化がある」と答えた人の割合が、30代(70.0%)、40代(56.0%)、50代(51.0%)、60代(40.0%)と、年代が高くなるにつれ減少し、70代では逆に8割の人が「変化がない」と回答。30代と70代では、それぞれの割合が逆転した結果となっています。

一方で、宴会・飲み会でつい飲み過ぎてしまうか聞いたところ、30代~60代は「つい飲み過ぎてしまう」と回答した人と「体調に変化がある」と回答した人が、ほぼ同数だったのに対し、70代は「つい飲み過ぎてしまう」と回答した人(35.0%)が「体調に変化がある」と回答した人(17.0%)より多い結果となりました。30代~60代は、飲み過ぎから起こる体調の変化を感じていますが、70代は飲み過ぎても体調の変化を感じていないことがわかります。
また、「体調に変化がある」とした人が感じる体調の変化は、口渇感(57.3%)、体のだるさ(56.4%)、頭痛(45.7%)と続き、体の渇きが原因で起こる体調変化を特に感じていることもわかりました。

3. 70代の6割は経験や自覚症状で「脱水になりにくい体質」と判断

脱水になりやすいと思うか聞いたところ、全体では「なりにくい」と回答した人が約6割、「わからない」は3割、「なりやすい」と回答した人は約1割となっています。
年代別に見てみると、「なりやすい」と答えた人は30代(23.0%)が最も多く、60代(9.0%)と70代(10.0%)は、約1割と低い結果となりました。また、60代と70代に関しては、「なりにくい」と答えた人の割合が他の年代と比べて高く、約6割を占めました。脱水になりやすいかどうかの判断について、なりやすいと回答した30代は、「のどが渇く」「脱水症になったことがある」などの経験や自覚に基づき判断しており、なりにくいと答えた70代の55.2%が、「のどが渇かない」「脱水症になったことがない」などの経験や自覚に基づいた判断に加え、32.8%は「水分補給をしている」など対策を講じていることから判断していることがわかりました。


【調査概要】
調査期間:2015年12月15日~12月17日
調査方法:インターネットリサーチ(Qzoo会員)
調査対象:年に1回以上、宴会・飲み会でお酒を飲む30~70代男女500名(年代ごとに各100名)
調査企画:味の素株式会社

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