海外在留邦人数・進出日系企業数の調査結果 (平成27年要約版) 

2015年06月22日
外務省は,海外在留邦人数・進出日系企業数の調査結果(平成27年要約版)を発表。

【調査結果】

1 外務省が在外公館などを通じて実施した「海外在留邦人実態調査」の結果,平成26年10月1日時点で海外に在留する邦人総数は129万175人で,前年より3万1,912人(約2.5%)の増加となり,過去最多を更新しました。

2 地域別の在留邦人数は,北米47万7,507人(約37%),アジア37万9,498人(約29%),西欧20万4,711人(約16%)の順で,3地域で全体の8割を占めています。前年比では,中米約6.8%増,西欧約5.3%増,アジア約4.6%増,大洋州約3.7%増,中東約3.2%増となる一方,南米は約3.1%減となりました。

3 国別の在留邦人数は,多い順に米国41万4,247人(約32%),中国13万3,902人(約10%),オーストラリア8万5,083人(約6.6%),英国6万7,258人(約5.2%),タイ6万4,285人(約5.0%)となっており,5か国で全体の6割を占めています。増加傾向にあった中国では平成24年をピークに在留邦人数の減少が続いています(平成24年から25年は約10%減, 平成25年から26年は約0.9%減)。一方,前年比でフランスは約18%,シンガポールは約16%,タイは約8.5%増加しています。

4 年齢別の在留邦人数は,20歳未満28万8,170人(約22%),40歳代26万8,909人(約21%),30歳代24万9,773人(約19%),60歳以上18万5,661人(約14%)の順となっています。

5 在留邦人のうち長期滞在者(永住者を除く3か月以上の滞在者)は,85万3,687人で全体の約66%を占め,前年より1万4,171人(約1.69%)の増加となっています。地域別では,アジアが長期滞在者の約41%(35万3,960人)を占め,次いで,北米約31%(26万3,832人),西欧約17%(14万7,746人)の順となっていて,これら3地域で長期滞在者の9割を占めています。

6 外務省が在外公館などを通じて実施した「海外進出日系企業実態調査」の結果,平成26年10月1日時点で海外に進出している日系企業の総数(拠点数)は,6万8,573拠点で,前年より4,796拠点(約7.5%)の増加となり,過去最多を更新しました。国別では中国3万2,667拠点(約48%),米国7,816拠点(約11%),インド3,880拠点(約5.7%),インドネシア1,766拠点(約2.6%),ドイツ1,684拠点(約2.5%),タイ1,641拠点(約2.4%)の順となっています。

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[外務省]
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