ファッションEC買い方調査(20代~50代の男女対象) 

2016年02月24日
シンクエージェントは、生活者のファッションEC(通信販売)での買い方実態について、調査を行いました。
今回の調査により、いまの生活者のEC年間購入金額やEC購入率、よく利用されるファッションECサイトの利用実態が明らかになりました。その結果をもとに、ファッションECサイトにとって「よいお客様像」が浮き彫りになり、買い方の特徴や傾向が判明しました。

【調査結果】

■ファッションECで、年間5万円買うのは普通、4割が実店舗と同額以上を購入
回答者の過半数が、インターネットで年間3万円以上の買い物をしています。年間5万円以上と答えた人は36%でした。
またファッション商品をECで買う率について、『5割以上』と答えた人が、全体の41%という結果になりました。

■ファッションECユーザーを4つに分類
これより、「年間EC購入額」と「ECで買う率」を掛け合わせて、以下の4つのセグメントを設定しました。
4つのセグメントの中では、『店舗でもECでもよく買う人』が最も年間購入額が多く、ファッション全般でみて、よいお客様といえます。この層は16%でした。この「よいお客様」と、他のお客様の買い方の違いをみてみます。

■よいお客様は、店舗で商品を確認して、ECで買っている
『店舗でもECでもよく買う人』には、「実店舗で商品をみた/試着した商品をECで買う」と答えた人が55.2%と、多くみられます。 『もっぱらECでよく買う』と答えた人でも、38%が店舗でみた商品を買うと答える結果になりました。あまりファッションを買わないお客様と比べて、明らかな違いが出ています。

■買って失敗したものは、さっさと処分
さらに、買物失敗時の対処について尋ねたところ、『店舗でもECでもよく買う人』『もっぱらECでよく買う人』では、約5割が、返品したり買取りサービスに出したりしています。
一方、あまり買わない人では『諦めて着る/諦めて着ない』と答えた人が多く、対照的な結果になりました。
メルカリなど気軽に処分できるサービスの普及が、ECでの買物を後押ししていることが推測できます。


【調査概要】
調査時期:2016年1月15日(金) ~ 2016年1月18日(月)
調査パネル:ジャストシステム・Fastask 587名
 [対象者] 直近1年間でインターネットでファッション商品を5,000円以上購入した20代~50代の男女
調査方法:インターネット調査 全18問
調査内容:成人男女のファッションEC買い方状況の調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[シンクエージェント]
 マイページ TOP