『薬局、かかりつけ薬局に対する生活者の認知・意識』に関する調査(20歳~70歳以上の男女対象) 

2016年02月18日
日本調剤は、超高齢社会が到来した今、地域における医療・健康管理の拠点として「薬局」の役割が注目されていることから、自主企画調査『薬局、かかりつけ薬局に対する生活者の認知・意識』を実施しました。
本調査は、全国の20歳~70歳以上の男女1,008人を対象に、2016年1月15日~18日の期間にインターネット調査で実施し、その結果をまとめました。

本調査は、処方せん調剤を行う「薬局」と「かかりつけ薬局」というキーワードに対して実施しました。生活者にとって、「薬局」の存在がどう映っているのか、また「かかりつけ薬局」という言葉自体に対して、現在、どのような認識を持っているかを明らかにするために、全国の20歳~70歳以上の男女1,008人に「薬局」及び「かかりつけ薬局」に対するアンケート調査を行った結果、以下のことがわかりました。

1. 『薬局』に対する認知と意識
※ここで言う『薬局』とは、処方せんによる調剤を行っている薬局・ドラッグストア等のこと。

● 9割近くの人は、処方薬の調剤を目的に『薬局』を利用した経験がある。
● 薬局を利用したことがある人の半数近くは、処方薬をもらう際は「毎回同じ調剤薬局に行く」(46.9%)
● 『薬局』に対して持っている認識は、「薬剤師がいる」(82.3%)、「医療機関で処方された薬をもらえる」(81.7%)、「薬の相談ができる」(54.9%)。
● 機能や設備に対する希望は、“機能”では「自分の薬に対する詳しい説明や、適した薬のアドバイス」(59.0%)。 “営業形態・設備”は、「ゆったりとした待合室」(40.3%)が最多。

2. 『かかりつけ薬局』に対する認知と意識

● 4割の人は、『かかりつけ薬局』という言葉を、「見た(聞いた)事はない」。性年代別で最も認知率が低いのは男性50代で半数以上が「見た(聞いた)事はない」(52.4%)。認知率が高いのは、女性40代で「見た(聞いた)ことはある」(46.4%)。
かかりつけ薬局という言葉の認知
● 現在、すでに『かかりつけ薬局』を「持っている」人は約3分の1。6割近くの人は「持っていない」(57.9%)。性年代別でみると、最も保有率が高いのは、女性70歳以上で「持っている」が56.0%。保有率が低いのは、男性20代で「持っていない」が72.6%。
● 『かかりつけ薬局』を選ぶ時に重視する機能・サービスのトップ3は1位「薬の効果や副作用の確認」(57.0%)、2位「複数の医療機関から出ている薬の飲みあわせチェックや残薬の確認」(48.7%)、3位「医師の処方内容についての確認」(35.4%)となり薬に関する事柄が重視ポイントの上位を占める。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象者:20歳~70歳以上の男女1,053人
サンプル構成:
 全体1,008 男性504 女性504
 20~29歳(全体168 男性84 女性84)
 30~39歳(全体168 男性84 女性84)
 40~49歳(全体168 男性84 女性84)
 50~59歳(全体168 男性84 女性84)
 60~69歳(全体168 男性84 女性84)
 70歳以上(全体168 男性84 女性84)
調査期間:2016年1月15日(金)~1月18日(月)
調査手法:株式会社インテージに委託して、インターネット調査で実施

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[日本調剤]
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