インターワイヤードが運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「肩こり」についてアンケートを行い、肩がこる理由、肩こり解消の為にしていること、肩こりで困っていること等についてまとめました。
調査は2015年9月8日~9月17日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター4,567人から回答を得ています。

【調査結果サマリー】

● 3人に2人が『肩こり』。女性30~50代は約8割の人が肩こりに!

● 肩こりの理由・・・運動不足や姿勢。はたまた精神的なものまで様々。

● 最も肩がこる季節 「冬」 が84.2%と断トツ! 一年中肩こりを感じている人多数。

● 肩こり解消の為には、半数が 「お風呂につかる」「ストレッチをする」

● 肩こり解消にグッズを使う人は半数。「シップ」使用は7割も。

● 使用理由 どの商品も「効き目」に加え、「手軽さ」「慣れ」が多く挙げられた。

● 購入場所「ドラッグストア」73.1%

● どうにかして!肩こりに本当に悩まされています!!!


【調査結果】

 3人に2人が『肩こり』。女性30~50代は約8割の人が肩こりに!

■「肩こり」 する?しない?
全員に”肩がこるか”を尋ねた。
「よくこる」32.8%、「時々こる」32.0%であった。『肩こりしている人』は、64.8%と、6割を超えた。「全くこらない」14.3%、「あまりこらない」20.9%と、『こらない人』は35.2%となった。3人に2人が肩こりをしていた。

<性年代別(肩こりしている人の割合)>

肩がこっている人の割合は、男女別では男性56.7%に比べ、女性は76.8%と2割近く多かった。
性年代別では、全ての年代で男性の値を女性が上回った。
男女共に30~50代の値が高く、男性は6割前後であったのに対し、女性では8割近かった。
男性に比べ、女性の方が肩こりを感じている人が多く、男女ともに30~50代の方に多かった。

 肩こりの理由・・・運動不足や姿勢。はたまた精神的なものまで様々。

肩がこる理由・こらない理由
全員にあなたが思う”肩がこる理由・こらない理由”を自由回答で尋ねた。
こる理由・こらない理由にともに最も多く挙げられたのが、「運動」「ストレッチ」などの【運動に関わる理由】や、【パソコンでの作業】や【姿勢や体に関わる理由】で、「目の使い過ぎ」や、「座りぱなしの姿勢」などであった。

また、『精神的』な事柄も多く、「ストレスや疲れ」、「考えたりすこることでからだが硬くなる」ことが肩こりの理由として挙げられ、肩がこらない理由としては、「あまり根をつめない」「気持ちをゆったり」「楽に生きている」など。さらには、「気の持ちよう」という意見や「肩こりを自覚していないだけ」など様々であった。

 最も肩がこる季節 「冬」 が84.2%と断トツ! 一年中肩こりを感じている人多数。

■肩こりを感じる季節・最も感じる季節
肩こりしている人に、肩がこる”季節”と”最も肩がこる季節”を尋ねた。
肩がこる”季節”については、「冬」が最も高く94.9%とほぼ全ての人が肩こりを感じていた。
次いで、「秋」77.2%、「春」70.4%と続き、僅差で「夏」68.4%となった。どの季節も多くの人が肩こりを感じている。
”最も肩がこる季節”については、断トツで「冬」となり、84.2%に上った。「春~秋」にかけては4~6%と僅かであった。

 肩こり解消の為には、半数が 「お風呂につかる」「ストレッチをする」

■肩こり解消の為にすることは?
肩こり”解消の為にすること”は、「お風呂につかる」55.8%が最も多く、僅差で「ストレッチをする」54.2%と続いた。この2つについては、半数を超えた。
次いで、「肩をよく動かす」46.3%、「マッサージをする・受ける」32.0%、「肩をたたく・たたいてもらう」29.7%と続いた。
男女別では、「姿勢をよくする・気を付ける」の値の差が最も大きく、男性21.9%であったのに対し、女性36.3%と、14ptの差があった。また、「肩をよく動かす」「ストレッチをする」も8~9ptの差があった。
肩こりは、女性に多かったからか、解消の為にすることもほぼ全ての項目で女性の値が高かった。
肩こりを解消するために女性はいろいろなことをしていることがうかがい知れる結果となった。

 肩こり解消にグッズを使う人は半数。「シップ」使用は7割も。

■シップや磁気シール・鎮痛薬・飲み薬などは使う?使わない?
肩こり解消の為に”シップや磁気シール・鎮痛薬・飲み薬など”を使うかどうか尋ねた。
「使う」人は44.7%、「使わない」人は55.3%であった。
肩こりしている人の約半数が、シップや磁気シール・鎮痛薬や飲み薬などを使用している。

■使用しているもの
使用している”もの”については、「シップを貼る」74.6%が断トツであった。次いで「スティック状(液体タイプ)の鎮痛薬を塗る」28.3%、「クリーム状の鎮痛薬を塗る」15.7%、「磁気ネックレスをつける」15.5%、「温熱シートを貼る」14.0%と続いた。
その他の自由回答では、「磁気マグネット内臓ブラストラップ」「磁気枕」「ロキソニンテープを貼る」「繰り返し使える温熱商品」「スプレーを吹き付ける」などが挙げられた。

■いつ使うか
それらのものを”いつ”使うかについてはそれぞれ傾向が異なった。
【シップ】や【温熱シート】は、「寝るとき」が最も多く、「一日中」という人も15%前後いた。
【磁気シール】や【磁気ネックレス】は、『一日中』が最も多かった。
【塗るタイプの鎮痛薬】は、朝から日中、夜・寝るときと、「朝から夜」にかけて使用率が高くなる傾向にあった。
【内服薬】は、朝・日中・夜の差がなく、朝昼晩飲まれていることがわかる。それに比べ、【漢方薬】は、「朝・夜」が多かった。また、【サプリメント】については、断トツで「朝」が多かった。

 使用理由 どの商品も「効き目」に加え、「手軽さ」「慣れ」が多く挙げられた。

シップや磁気シール・鎮痛薬・飲み薬を”選んだ理由・使用している理由”を自由回答で尋ねた。
いずれにも共通していたのが「手軽だから」「いつもそうだからという慣れ」についてであった。
また、「これが一番効くから」と自分が使用している商品に「効果」を感じているようだ。
肩こり解消の「効果」はもちろん、「手軽さ」や「慣れ」が使用理由として大きいようだ。

また、上記の理由以外ではそれぞれ異なる理由が挙げられた。
【シップ】は、「スウーとして気持ちがよいので」などと、冷たくて・スースーして気持ちよいことが多かった。
【温熱シート】は、「蒸気であたたまって血流が良くなって気持ち良い」などと、あたたまること・それにより血流がよくなることが多かった。
【磁気ネックレス】は、アクセサリー感覚としての「ファッション性」についてや「常に装着していられる」ことが挙げられた。
【磁気シール】は、「(シップに比べて)臭いがない」という理由が多く、磁気ネックレスとは逆に、”使用していることを知られたくない”、という思いがあるようだ。
【塗る鎮痛薬】については、シップと同様に「清涼感があって、気持ちいい」などと、冷たくて気持ちがよいことと共に、肩こりしているところに「一人で簡単に塗れる」ことも数多く挙げられた。
【内服薬】は、ひどい肩こり時、また、肩こりから誘発される頭痛などがあるときなどに、即効性を求めて使用されていた。
【漢方薬】については、内服薬とは異なり、「体の中からなおさなければ直らないと思うから」などと、体の内側から体質改善するため使用されていた。
【サプリメント】は、「体の中から元気に!」などと、漢方薬と同様に体の内側から働きかけることが理由に挙げられた。

 購入場所「ドラッグストア」73.1%

■購入場所

”購入頻度”については、「ドラッグストア」が断トツで73.1%であった。次いで「薬局」18.5%、「スーパーマーケット」7.9%、「インターネット通販」・「病院」が共に6.7%と続いた。「自分では購入していない」という人は8.2%いた。

 どうにかして!肩こりに本当に悩まされています!!!

肩こりで”困ったこと”や”解消したエピソード”を自由回答で尋ねた。

圧倒的に【困ったこと】についての回答が多かった。
特に、「肩こりがひどい時は、頭痛も併発してしまうのが、困ったことです。」や「あまりにもこりすぎて気持ちが悪くなり寝込んでしまった。」など、肩こりから併発しがちな別の病気や症状について多く挙げられた。
また、「右肩がこっており、車運転時、本線に左から合流するとき、首が痛くて右を向けないので、体ごと右に向ける動作をしないと、みられない」などと、肩こりがひどすぎて肩や首・体などを動かせなくなり、日常生活に支障をきたしている人も多かった。

病気や日常生活に支障をきたすこと以外の困ったことでは、「シップが匂い、恥ずかしかった」などとシップの匂いに悩まされていることや、「ピップエレキバンをしたまま、ビーチで日焼けをしたら、背中に丸い跡がついてしまった」などのように、「つい、うっかり」といったエピソードが多く挙げられた。

【解消したエピソード】については、「40肩で手が上がらなくなった時期が半年ほど続いた。
自然と直った。」などのいつのまにか自然と解消されていたというエピソードが多く挙げられた。
自然解消”以外では、「ウォーキングを続けたら肩こりがなくなった」や「ゲルマニウムネックレスを使ってから肩が凝らなくなった。」などのように、○○をしたら治ったという、解消策や解消グッズについての回答が目立った。

解消したエピソードも挙げられたが、やはり肩こりでの困りごとや、悩み事などのエピソードの方が多い。
多くの人が解消しない肩こりに悩まされていることがわかった。

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[インターワイヤード]
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