「バレンタイン」に関するアンケート調査 

2016年02月03日
インターワイヤードは、自社のネットリサーチサービス『DIMSDRIVE』を利用し、「バレンタイン」に関するアンケート調査を実施。
調査は2016年1月8日~1月18日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター4,148人から回答を得ています。

2016年のバレンタインデー(2月14日)は日曜日ですが、「当日に渡す」という人が多い事がわかりました。また、義理チョコよりも、自分への「マイチョコ」への予算の方が高い、という事も明らかになりました。

【調査結果トピックス】

● 2016年のバレンタイン、女性の半数が「あげる予定」、しかし男性の69.2%が「もらう見込みなし」

● 配偶者・パートナーにあげる・・・82.0%

● 「ばら撒き・配布用チョコ」を用意する人は19.7%、マイチョコを用意する人は26.8%

● 本命と自分にはいいチョコを用意・・・3,000円以上のチョコを購入する人も

● 日曜日のバレンタイン、本命は当日に、それ以外は会えたタイミングで

● ”渡す”ではなく”配る”? 職場では3割が「相手のデスクに置く・配布する」

● 「あげたい相手がいない」 47.9%

● ホワイトデー、異性へのお返しは気を遣う・・・? 男性「もらった価格以上で」

● バレンタインの思い出・・・「昔はたくさんもらえた」


【調査結果】

 2016年のバレンタイン、女性の半数が「あげる予定」、しかし男性の69.2%が「もらう見込みなし」

■2016年 バレンタインのギフト予定
2016年のバレンタインについて、チョコレートやその他のギフトを贈る予定を尋ねたところ、「あげる」と回答した女性は50.0%と半数である。女性の半数が「あげる」と回答したのに対し、男性では「あげる予定も貰う見込みもない」という割合が69.2%と7割近くに上り、もらえる予定の無い男性が、あげる女性に比べて多い。特定の男性にギフトが集中しており、貰える人はたくさんもらう…という状況なのかもしれない。

<女性年代別:「あげる予定」の割合>
年代が若いほど「あげる予定」の割合が高く、【20代】では66.0%である。ただ、最も低い【70代以上】でも35.7%と、3割以上はバレンタインという行事に参加している。

 配偶者・パートナーにあげる・・・82.0%

■誰にチョコをあげる?
「あげる予定」と回答した人(男女問わず)の、”あげる相手”については・・・「配偶者・パートナー」にあげる割合は82.0%、「子ども」にあげる人は35.1%、「異性の友人」にあげる人は19.4%、「異性の同僚・上司・部下等」にあげる人は18.4%であった。
同性にあげる人もおり、「同性の友人」へ贈る人は13.7%である。バレンタインにギフトを贈る人のうち、1割は友だち同士で楽しんでいる事がわかった。
また、自分に送る人は20.6%と2割であった。

”あげる物”については・・・
【配偶者・パートナー】へは「チョコレート」が88.3%、「チョコ以外の食品」17.4%、「食品以外のもの」8.7%という値。

【自分の子ども】・【近所・子供会等の子ども達】については「チョコ以外の食品・飲料」の値が2割を超えており、チョコ以外のものを用意する人も多いようである。

 「ばら撒き・配布用チョコ」を用意する人は19.7%、マイチョコを用意する人は26.8%

■チョコを用意する人数
”チョコレート”をあげる予定の人は、何人分用意するのか?チョコの目的別に分けて尋ねた。

【チョコの目的は?】
「本命用」にチョコレートを用意する人は67.7%、「義理チョコ」を用意する人は56.9%、「同性への友チョコ」を用意する人は16.3%であった。また、自分への「マイチョコ」を用意する人は26.8%であった。

※前問の値では「自分」を選ばずにこの設問では「自分」を選んでいる人も、一定数存在している。
「あえてギフトとしては用意しないが、ついでに自分のチョコも・・・」という人も多いのではと考え、データから除外はしていない。

【何人分用意する?】
本命用…81.8%の人が「1人分」と回答しているが、16.2%は「2~3人分」と回答した。
”夫と子供の両方が本命!”という人と多いと思われるが・・・それとも好きな人が何人も!?
義理チョコ…
「2~3人分」という人が半数で47.6%、「4~5人分」が21.8%と2割である。

ばら撒き・配布用チョコ…
「4~5人分」34.0%、「6~10人分」22.3%と続く。「11~20人分」用意する人も8.1%いた。

同性への友チョコ…
「2~3人分」39.9%が最も多く、「4~5人分」23.9%と続く。友チョコを行う場合、複数の相手と交換する人が多いようだ。

 本命と自分にはいいチョコを用意・・・3,000円以上のチョコを購入する人も

■チョコの調達方法
チョコレートをどのように用意するか、については
「購入する」は92.2%、「自分で手作りをする」は15.8%で、購入派の方がかなり多い。
助けを借りたり、人に作ってもらう・・・という”なんちゃって手作り”の人も、僅かではあるが存在する。

■チョコレート 購入場所(チャネル)
チョコレートを購入する人の”購入場所”は、「デパート・駅ビル・ショッピングセンター」で購入する人が最も多く56.5%であった。「スーパー」で購入する人は40.9%で、バレンタイン用のチョコレートについては、デパートなどで購入する人が多い。17.7%は「インターネット通販」と回答し、9.6%は「チョコレート専門店(路面店)」で購入予定と回答した。

■バレンタインチョコレート 1個あたりの価格
【本命チョコ】
「500~1000円未満」28.6%が最も多く、「1000~1500円」24.6%と続いた。
「3000円以上」も11.0%と多い。

【義理チョコ】
「500~1000円未満」37.1%が最も多く、「300~500円未満」27.7%と続く。

【ばら撒きチョコ】
「100~300円未満」30.9%が最も多く、「300~500円未満」26.4%と続く。「100円未満」も10.7%と多い。

【友チョコ】
「500~1000円未満」34.7%、「300~500円未満」26.9%と続く。

【マイチョコ】
「500~1000円未満」27.1%が最も多く、僅差で「1000~1500円」25.2%と続いた。
「3000円以上」も8.7%と多い。

【本命チョコ】と【マイチョコ】は他のチョコに比べて価格帯が高く、「3000円以上」の物を購入する人も1割前後存在している。
一方で【ばら撒き用・配布用チョコ】は価格帯が低く、「100円未満」のチョコを選ぶ人も1割。
【義理チョコ】と【友チョコ】はその中間くらいの価格帯である。
大事な人と、自分には良いチョコレート・少し高価なチョコレートを購入する人が多い事がうかがえる。

 日曜日のバレンタイン、本命は当日に、それ以外は会えたタイミングで

■日曜バレンタインデーの、渡すタイミング
2016年のバレンタインデーは日曜日で、休日の企業も多い。
いつ、あげる人が多いのだろうか。

「2月14日(日)当日に渡す」人が67.4%と多い。当日以外にあげる場合は、前もって「2月12日(金)以前に渡す」人が多く17.5%、「2月15日(月)以降に渡す」人は3.7%と少ない。また、21.2%は日程を決めておらず、「会えた時に渡そう」と考えている。

<2/14当日に渡す人の割合(女性・配偶者等有無別)>
女性の「当日に渡す」割合を見てみると・・・
【配偶者がいる人】76.5%に比べて、【パートナー・恋人がいる人】51.6%はやや低めである。
同居している人が多い分、当日に渡せる割合も高いのではと思われる。

■その日に渡す理由(自由回答)
なぜその日に渡すのか、という理由については、
当日に渡す人は『当日会う・同居しているから』という回答と『当日の方がイベントらしい』という回答が多かった。
2/12以前に渡す人の理由では『当日よりも前の方が良い』という回答、『本命に当日渡すので、それ以外の人は前に』という回答が多い。
会えた時に渡す人は『まだ予定が分からない』という人が多かった。
複数の相手に渡す人は、『本命は当日に、それ以外は会えたタイミングで』という回答が多く、本命には当日に渡したいと思っている人が多いようだ。

 ”渡す”ではなく”配る”? 職場では3割が「相手のデスクに置く・配布する」

■職場での渡し方
職場で同僚などに渡す場合の”方法”については、「相手に直接渡す」人が81.0%と圧倒的である。
直接渡さない「相手のデスクに置く・配布する」という”配布型”は32.1%、「共有のテーブル等に置いて、取りに来てもらう」という”集合かける型”は8.7%であった。

 「あげたい相手がいない」 47.9%

■2016年のバレンタインに、あげる予定が無い理由
2016年のバレンタインに、チョコレート等をあげる予定が無いと回答した女性に、その理由を尋ねた。

「あげたい相手がいない」が47.9%と半数を占め、最も多かった。
次いで「自分が、「バレンタイン」が嫌い・苦手」20.2%、「お金がかかるから」17.5%と続いた。
「その他」の自由回答では、「もうそんな事に浮かれる年じゃない」、「バレンタインの習慣がない。」、「興味がない」などが挙げられた。

 ホワイトデー、異性へのお返しは気を遣う・・・? 男性「もらった価格以上で」

■ホワイトデーのお返し相場
バレンタインにチョコを貰ったと仮定した場合の、ホワイトデーのお返しについて尋ねたところ、男女の回答に違いがあった。

【男性】
「もらったチョコの価格以上で」37.3%が最も多く、僅差で「もらったチョコと同じくらいの価格で」34.0%と続いた。

【女性】
一方で女性は「もらったチョコと同じくらいの価格で」が58.9%と半数を超え、
「もらったチョコの価格以上で」は11.7%と低い。

【男性】は貰った価格以上でお返しをする人が多いが、物でのお返しはせずに「日々の行動で示す」という人も13.6%おり、”費用をかける派”と”行動で返す派”に分かれている。

 バレンタインの思い出・・・「昔はたくさんもらえた」

■バレンタインの思い出・エピソード
バレンタインにまつわるエピソードや思い出を尋ねたところ、様々な回答が寄せられた。

男性の回答で多かったのは
『昔はたくさんもらえた』、『最高●個貰った!』、『変わったものを貰った』、『何も思い出が無い・・・』という回答。

女性の回答で多かったのは、
渡すときや手作りの『失敗談』、『たくさん用意するのが大変だった』、といったものだったが、男性よりも具体的な思い出が多かった。


【調査概要】
調査方法 : インターネットを利用した市場調査
調査期間 : 2016年1月8日~1月18日
有効回答数 :DIMSDRIVEモニター 4,148人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[インターワイヤード]
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