全国のパパ・ママに聞いた2016年の抱負に関するアンケート調査(0歳~9歳までの子どもを持つ全国の親対象) 

2016年02月02日
アクトインディが企画運営する『いこーよ』では「家族の2016年のテーマ」に関するアンケート調査を実施。

【調査結果のポイント】

1)2016年の過ごし方、親子に人気のテーマは「笑」・「楽」

2)昨年の子育てで行ってしまったネガティブな振る舞い(子どもを「否定」する態度、他の子と「比較」する態度、モノゴトを「強要」する態度)の理由は 「子どもの行動・態度を黙って見過ごすことができなかった」

3)2016年、子育てに関して絶対に行いたくない態度は「子どもを否定する態度」


【調査結果】

1)2016年の過ごし方、親子に人気のテーマは「笑」・「楽」

【2016年の親子のテーマ】
1位 笑 (13.5%)
2位 楽 (10.7%)
3位 絆 (5.6%)
4位 愛 (4.2%)
5位 和 (3.7%)

「2016年を家族でどのように過ごしたいか、漢字一文字で回答してください」と質問した所、一番人気だった漢字は「笑(13.5%)」という結果になった。次いで「楽(10.7%)」、「絆(5.6%)」という一文字が人気を集めた。

その漢字を選択した理由(フリーコメントより上位3つに関するコメントを抜粋)
【 笑 】
●どんな辛い事があっても笑って頑張りたい。怒ってるより泣いて
るより笑ってれば福が来るから。
●いつも笑顔を絶やさず明るい家庭にしたい。イライラした時も一
瞬こらえて笑顔で、仲直りする時も笑顔で。その様に振る舞えば周りを笑顔にできると思います。

【 楽 】
●楽しく、そして楽チンに過ごしたい。
●何をするにも楽しんで挑戦してほしいし、それが出来たら楽しいと思う。

【 絆 】
●家族なら安心して頼って欲しい。
●家族全員で協力しながら一年を過ごしたい。

2)昨年の子育てで行ってしまったネガティブな振る舞い(子どもを「否定」する態度、他の子と「比較」する態度、モノゴトを「強要」する態度)の理由は 「子どもの行動・態度を黙って見過ごすことができなかった」

①子どもを「否定」する態度をとってしまった頻度とその理由
子どもを「否定」する態度を「頻繁に行った」、「数回程度行った」と回答した親の数値を合算すると92%となり、ほとんどの親が子どもを否定する態度をとってしまった経験がある結果に。その理由を見てみると「子どもの行動・態度を黙って見過ごすことができなかった」と回答した親が68%と最も多く、大きく差を開いて「(子どもとは関係のないことで)自分がイライラしていた」が17%となり、2番目に多い理由となった。

②他の子と「比較」する態度をとってしまった頻度とその理由
他の子と「比較」する態度を「頻繁に行った」、「数回程度行った」と回答した親の数値を合算すると71%という結果になった。その理由を見てみると「子どもの行動・態度を黙って見過ごすことができなかった」と回答した親が56%と最も多かったが、「無意識のうちに(口癖になっている)」と回答した親の割合は24%となり、「否定」「比較」「強要」のネガティブな態度をとってしまった理由の中では最も高く、約4人に1人が無意識に他人と比較する態度を行っていたという結果となった。

③子どもの意見を尊重せずにモノゴトを「強要」する態度をとってしまった頻度とその理由
子どもの意見を尊重せずにモノゴトを「強要」する態度を「頻繁に行った」、「数回程度行った」と回答した親の数値を合算すると75%という結果になった。その理由を見てみると「子どもの行動・態度を黙って見過ごすことができなかった」と回答した親が57%と最も多かったが、「(子どもとは関係のないことで)自分がイライラしていた」と回答した親の割合は19%となり、「否定」「比較」「強要」のネガティブな態度をとってしまった理由の中では最も高く、約5人に1人が自分がイライラしていたことが原因でモノゴトを強要する態度を行っていたという結果となった。

①~③の結果を見てみると、2015年に子どもを「否定」する態度、他の子と「比較」する態度、モノゴトを「強要」する態度をとってしまった親はそれぞれ92%、71%、75%となり、3つのネガティブな態度の中で最も行った頻度が高かったものは子どもを「否定」する態度となった。また、ネガティブな態度をとってしまった理由はいずれも「子どもの行動・態度を黙って見過ごすことができなかった」ことが最も多い結果となった。

3)2016年、子育てに関して絶対に行いたくない態度は「子どもを否定する態度」

「2016年の子育てにおいて絶対にやりたくないと思う態度」に関して質問した所、「子どもを否定する態度」と回答した親が54%と最も多く、半数以上の親が子どもを否定する態度はとりたくないと思っていることが分かった。次いで「子どもの意見を尊重せずモノゴトを強要する態度(24%)」、「他の子と比較する態度(22%)」という結果に。

2)の「2015年に行ってしまったネガティブな態度」の割合と照らし合わせて見てみると、2015年に行ってしまったネガティブな態度の頻度が高い行為ほど、今年は改めたいと思っている親が多いことが分かった。

■2016年の子育てにおいて、絶対にその態度をとりたくないと思った理由(フリーコメントより抜粋)

【 子どもを否定する態度をとりたくない理由 】
●自分にとっても否定されることはとても嫌なことだし、まずは受け入れて認めるようになりたいと思うので。
●悪いことは悪いと教えるが、間違っていてもとりあえずは自分でやらせるようにして、失敗したことは何で失敗したのか考えて成長してもらいたい。
●ダメ!とよく言ってしまうので、良いところを見るようにしたい。

【 他の子と比較する態度をとりたくない理由 】
●他人と比較しても正解は見つけられないから。
●子どもにはそれぞれ個性・個人差があるから
●人と比べるのは、子ども自身を見ていない証拠だと思うから
●自分の子は自分の子。他の子は他の子。

【 子どもの意見を尊重せずにモノゴトを強要する態度をとりたくない理由 】
●強要するのではなくて進んで出来るように分かりやすく導いてあげたい。
●親の意見を押し付けるのではなく、自分で考えて行動できる子に育ってほしいです。
●子どもが納得しなければ、良い行動も身につかないと思うから。


「子供とおでかけ情報サイト『いこーよ』調べ」

【調査概要】
実施方法:『いこーよ』サイト上で実施
実施期間:2015年12月1日~2016年1月4日
回答数:220名
回答者:0歳~9歳までの子どもを持つ全国の親

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[いこーよ]
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