プライバシーに関する意識調査 

2016年01月27日
Mozilla Japanは、1月28日のデータプライバシーデー (Data Privacy Day) を前に、国内のスマートフォンや PC を利用するインターネット利用者を対象としたオンラインでのプライバシーについてのアンケートを実施いたしました。

【主な調査結果】

■プライバシーに対する意識
普段の生活全体でプライバシーを気にする人は、「とても気にしている」、「少し気にしている」を合せて 72.3%、これに対し、インターネット利用時のプライバシーを気にする人は、77.6% と若干高めの数字となっている。

■各場面でのプライバシー意識とその対策 
ほとんどの項目で40~50%に近い人が、何らかのプライバシー対策を講じている反面、「気になるが対策を行っていない」と回答した層がどの項目においても30~40%いる。
金融情報の入力やウイルス対策については、「対策に自信がある」、「対策している」を合わせて、60%近くの人が対策を行っており、認知や対策が高めな傾向。
「気にしていない」、「わからない」と回答した人が比較的多かったものは、SNSのプライバシー設定の23.0%、家族や他人との端末共有に対する対策の20.7%、次いでアプリのインストールについての16.5%。

■プライベートブラウジングに対する認知と利用
プライベートブラウジングの認知は23.1%で76.9%がプライベートブラウジングという機能自体を知らないと回答。
認知していた人の中でも、利用したことがあると回答した人は、68.5%で回答者全体の中では15.9%。

■オンライントラッキングに対する認知と利用
オンライントラッキングを知っていた人は全体の33.9%で、知らなかったと回答した人が66.1%
オンライントラッキングを認知していた人の中で「トラッキングの保護機能」を使ったことがあると回答した人は22.2%で77.8%が利用経験なしと回答した。

■オンラインでのトラッキングやプライバシーを自分でコントロールする意志について
オンライントラッキングについては、「基本的にされたくない」、「場合によってされたくない」と回答した人の数は、70.9%。
オンラインでのプライバシーを自分でコントロールする方法に興味があると回答した人の数は、74.2%にのぼった。また興味がないと回答したのは5.1%だった。


【調査概要】
調査日程:2016年1月14日 (木) ~ 1 月17日 (日)
調査エリア:全国
調査対象:10代~60代以上の男女
調査実施機関:外部オンライン調査期間による
調査手法:インターネット調査
サンプル数:1,236名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[Mozilla Japan]
 マイページ TOP