スマートフォンによる「コミュニケーション」カテゴリーの最新利用動向 

2015年03月31日
ニールセンは、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)をもとに、ニールセンが独自に分類する「コミュニケーション」カテゴリーの最新の利用動向を発表しました。

・スマートフォン利用者の95%が「コミュニケーション」サービスを利用

・「Eメールサービス」の利用率は2014年2月と比較して微減

・「LINE」や「SPモード」は50代以上の利用者数が最も増加


それによると、2015年2月のスマートフォンからの「コミュニケーション」カテゴリー全体での利用者数は、4,465万人となっていました。これはスマートフォン利用者の95%となります。

「コミュニケーション」カテゴリーの利用率を1年前の2014年2月と比較をしてみると、コミュニケーション全体では95%と高い水準を維持しており、サブカテゴリーである「その他コミュニケーション」(「LINE」などを含む)は横ばい、「Eメールサービス」(Gmailなどを含む)は3ポイントダウン、「インスタントメッセンジャー」(Facebook Messengerなどを含む)は17ポイントアップとなり約2倍の35%まで増加していました 。

次に各サブカテゴリーの利用者数上位のアプリに焦点をあて、各アプリの2015年2月の利用者数とその構成比率を昨年同月と比較したのが図表3です。スマートフォンの利用者増加に伴い、全てのアプリが利用者数を伸ばしており、年代別で見てもほぼ全ての年代で利用者数が増加していました。特にFacebook Messengerは約3倍の883万人と利用者数を大きく伸ばしました。

年代構成比を見ると、全体的に大きな変化は無いものの「LINE」や「SPモード」は50歳以上の利用者増加に伴い29歳以下の割合が減少し、50歳以上の年代構成比が高くなっていました。


Nielsen Mobile NetViewについて
Nielsen Mobile NetViewは日本全国の4000名(iOS、Android各2000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成されます。従来のアンケート調査とは異なり、実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータであり、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データの提供が可能です。また、利用者属性情報を含むパネル調査であるため、属性別の利用状況を把握できます。

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[ニールセン]
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