2015年冬の賞与に関する実態調査(25・30・35歳の転職意向のある男女対象) 

2016年01月29日
マイナビが運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』は、「マイナビ転職 2015年冬の賞与に関する実態調査」を発表。なお、本調査は25歳・30歳・35歳の転職意向のある正社員を対象にしており、賞与に関する実態調査は夏の調査も含めて今回で4回目となります。

【調査TOPICS】

・調査対象者の冬の賞与額は「30万円台」が最多に

・冬の賞与額は約半数が「前年と変わらない」、約3割が「前年より増加した」と回答

・賞与額が前年より減少した場合、約7割が転職意向を強める。賞与額に応じて転職意向に影響


【調査結果の概要】

■調査対象者の冬の賞与額は「30万円台」が最多に。
2015年の冬の賞与額(額面)を聞いたところ、「30万円台」が15.8%で最も多かった。業種別の比較では、「製造・メーカー」「金融・保険」は賞与額が40万円以上だった人の割合が他業種に比べて高い一方で、「流通・小売・フード」「サービス・レジャー」は賞与額が20万円以下の人の割合が他業種に比べて高かった。

■冬の賞与額は約半数が「前年と変わらない」と回答。「前年より増加した」は約3割で、「前年より減少した」を大きく上回る。
2015年の冬の賞与額を前年と比較すると、「前年と変わらない(対前年比±10%)」が47.1%と約半数を占めた。「前年より増加した(対前年比11%以上増加)」は31.0%となり、「前年より減少した(対前年比11%以上減少)」の16.4%と比較し、約2倍となった。業種別に見ると、「金融・保険」は、「賞与額は増加した」が40.0%となり、他業種と比較して、賞与額が増加したと回答した割合が高い。一方で、「流通・小売・フード」は「賞与額は増加した」が36.7%存在するものの、「賞与額は減少した」も25.0%と他業種と比較して高く、賞与額の増減に幅があるようだ。

■冬の賞与額が前年と比較して減少した場合、約7割が転職意向は強くなったと回答。
2015年の冬の賞与額が転職意向に与える影響を聞いたところ、「30万円未満」の層は「転職意向は(かなり+やや)強くなった」が53.3%で、「30万円~50万円台(40.2%)」、「60万円以上(37.5%)」より高く、賞与額に応じて転職意向に影響を及ぼすことが分かった。また、前年からの賞与額の増減が転職意向に与える影響については、「賞与額は減少した」層は、「転職意向は強くなった」が68.3%で約7割となり、「賞与額は前年と変わらない(41.2%)」、「賞与額は増加した(36.2%)」に比べて圧倒的に高かった。賞与額の減少が転職意向を強めることが顕著に表れる結果となった。


【調査概要】
調査地域/全国
調査方法/インターネット調査
調査期間/2015年12月15日(火)~12月18日(金)
調査対象/25・30・35歳の転職意向のある男女で、2015年冬に賞与を給付された会社員(正社員)
     480人(回答内訳/25歳:160人、30歳:160人、35歳:160人)

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