主婦の貯金に関する意識調査(20代~50代までの既婚女性対象) 

2015年11月05日
Woman&Crowdは、ココラブルが運営する、「mamaPRESS-ママプレス-」と共同で、主婦の貯金に関する意識調査結果を発表。
本調査は、貯金事情や貯金にまつわるエピソードを尋ねることによって実情を知り、今後のマネープランの参考としていただけることを目的に、20代から50代の既婚女性500名(「Woman&Crowd」会員)を対象として実施したものです。

【調査結果】

Q1. 現在の貯金額はどのくらいですか?
平均額は約2,785,000円、中央値は1,500,000円という結果に


現在の貯金額を聞いたところ、平均額は約2,785,000円、中央値は1,500,000円という結果となりました。
また、約6割の回答者が「世帯収入の10%を貯金に回している」と回答し、その貯金の目的は「子供の養育費」が最多となり、続いて「病気や事故、災害など緊急時の出費の備え」、「自分たちの老後の蓄え」となりました。高額商品(マイカー、マイホーム)の購入やレジャー費用など、欲求を目的とした貯金ではなく、緊急時や老後など、リスクを考慮した貯金が主目的になっていることがわかりました。
具体的な貯金の方法について聞いたところ、銀行口座からの自動引き落としを活用している回答が目立つなか、100円玉や500円玉の小銭貯金や、外食を控えたり水道・光熱費の節制を日々心がけるなど、主婦ならではの節約術も意識的に貯金をするべく活かされていることがわかりました。また、投資などの財テクを学んで実践しているという回答も散見されました。

Q2. あなたは家族に秘密で貯金/ヘソクリをしていますか?
約4割の主婦が「家族に秘密で貯金/ヘソクリをしている」
理由は「自分のために自由に使えるお金が欲しかったから」、「いざという時の備え」のほか、「子どもが大きくなったら離婚しようと考え始めたから」という回答も。


家族に秘密にしている貯金やヘソクリを持っているという主婦は約4割という結果となりました。
秘密の貯金やヘソクリを始めた理由について聞いたところ、「独身時代に働いていたお金をコツコツ貯金していた延長で貯め続けている」、「夫が浪費家なので、将来を不安に感じて始めた」、一部の回答では「夫婦喧嘩をした時に、もしもの際にまとまったお金が必要と思った」、「子どもが大きくなったら離婚しようと考え始めたから」など、夫婦の危機にも先立つものの重要性を冷静に考えている一面も見られました。
実際の使途については、自分の趣味やスキルアップ、交際費に使っているという回答が多く見られる中、自分のために使いたいと思いつつも、家族行事や家族へのプレゼント費用に充てるなど、手をつけずに貯め続けるというよりは、必要に応じて引き出しながら貯金を続けているということがわかりました。

Q3. あなたの秘密の貯金やヘソクリ額はどのくらいですか?
平均額は1,108,513円、中央値は300,000円という結果に


秘密の貯金/ヘソクリの金額を聞いたところ、平均額は1,108,513円、中央値は300,000円という結果に
なりました。また、隠し場所については「ネットバンクを利用して専用口座を開設」、「本棚にある本のスキマに挟んでいる」、「リビングの置物の中」など、個人によって工夫が見られました。
さらに、貯金やお金にまつわる失敗・反省エピソードを聞いたところ、「独身時代にもっと貯めておけば良かった」と悔やむ声が最も多く見られました。

▼貯金やお金にまつわる失敗・反省エピソード    自由回答より一部抜粋
「子供用の貯蓄をしようと思い、お年玉や親族からもらったお小遣いを貯めていたが、急な入用でつかってしまい、罪悪感にさいなまれている」(30代)
「節約のため猛暑にエアコンを限界まで我慢した結果、体調を崩してしまい、むしろ出費がかさんでしまった」(30代)
「夫と金銭面での考え方にズレが生じている。結婚当初からもう少しお金に関して話し合っておくべきだった」(40代)
「同居していた両親から生活費をもらうことができなかったけど、その都度しっかり請求するべきだったと思う。振り返れば結構な出費になっていた」(50代)


【調査概要】
調査主体:Woman&Research(株式会社Woman&Crowd)
調査期間:2015年10月8日(木)~2015年10月15日(木)
調査方法:インターネット調査
有効回答:20代~50代までの既婚女性500名

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