医療機関・老人福祉事業者の倒産動向調査 

2016年01月13日
帝国データバンクは、2000年~2015年(16年間)の「医療機関※1」「老人福祉事業者※2」の倒産動向(法的整理を対象)について分析した。

※1 病院、診療所、歯科医院が対象。「病院」=病床数20以上、「診療所」=病床数20未満で区別
※2 訪問介護・通所介護サービス、各種老人ホーム、高齢者向け住宅サービス(医療行為を行わないもの)などの高齢者向けサービスを主業としている事業者

【調査結果】

2015年の医療機関の倒産は25件(内訳:病院1件、診療所15件、歯科医院9件)となり、2000年以降、2000年(19件)、2001年(21件)に次ぐ低水準となった。「病院」の倒産は2000年以降、最少を記録。倒産態様別では25件中24件(構成比96.0%)が「破産」、負債額別では25件中23件(同92.0%)が「5億円未満」となった

老人福祉事業者の倒産は58件となり、2000年以降最悪だった2013年(46件)を大きく上回り、過去最悪となった。58件中、業歴5年未満が34件(構成比58.6%)、負債1億円未満が49件(同84.5%)となるなど小規模事業者の倒産が目立った


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[帝国データバンク]
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