Uターン転職に関する実態調査(Uターン転職を視野に入れている20~39歳男女対象) 

2016年01月15日
マイナビが運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』は、転職意向のある20~39歳の男女(正社員)のうち、Uターン転職を視野に入れている人を対象にした「マイナビ転職 Uターン転職に関する実態調査」を発表。 Uターン転職に関する調査は、前年度に続き2回目となります。

【調査TOPICS】

Uターン転職を希望する理由は「自分にあった生活スタイルや趣味を生かした生活がしたい」が最多

地方出身者ほど、親の世話など「家庭の事情」によるUターン転職を視野に

年齢が上がるほど「Uターン先の求人数の少なさ」を不安視する傾向に

地方部へのUターン転職は「地元の景気」や「情報入手の困難さ」が障壁に


【調査結果の概要】

■ Uターン転職の希望理由は、「自分にあった生活スタイルや趣味を生かした生活がしたい」が約3割で最多に。地方出身者ほど、親の世話など「家庭の事情」を理由としたUターン転職を検討する結果に
Uターン転職を希望する理由を聞いたところ(最大5つ回答)、「自分にあった生活スタイルや趣味を活かした生活がしたいから」が32.0%で最も多かった。次いで「家庭の事情(24.8%)」、「勤めていた会社に不満があるから(23.8%)」と続いた。
「家庭の事情」と回答した層を年齢別に見ると、『20~29歳(16.0%)』と比較し『30~34歳(29.7%)』『35~39歳(27.4%)』の割合が高い。また、実家所在地別では、『その他(関東・中部・関西以外)』の層は34.7%と、『関東(18.7%)』の倍近い数値となり、地方出身者ほど親の世話などが理由で、Uターン転職を検討する割合が高いことが分かった。

■ Uターン転職への不安は「給与が下がる」が最多で約4割。年齢が上がるほど「求人数の少なさ」を不安視する傾向に
Uターン転職を考える際の不安を聞いたところ(最大5つ回答)、「給与が下がる(39.8%)」が約4割で最多となった。次いで「仕事に就けるか心配(33.6%)」、「求人数が少ない(29.6%)」と、雇用に関する回答が続いた。
年齢別に見ると、年齢が高くなるほど「求人数が少ない」という不安を抱く割合が高くなり、『35~39歳』では40.0%に達する。(参考/『20~29歳』:18.7%、『30~34歳』:28.6%)35歳を過ぎると転職が難しくなると考えられており、“35歳の壁”への不安がうかがえる結果となった。
また、実家所在地別では、『その他(関東・中部・関西以外)』は、「求人数が少ない(46.7%)」、「地元の景気が良くない(21.3%)」、「Uターン先の情報を入手することが困難(21.3%)」が他の地域と比べて特に高い数値となった。地方出身者は、家庭の事情などによりUターン転職の必要に迫られているものの、不安要素が他の地域と比べて多く、実際にUターン転職に踏み切る際の障壁が多いことが推察される結果となった。


【調査概要】
調査地域/首都圏(一都三県)・愛知県・大阪府在住者
調査方法/インターネット調査
調査期間/2015年11月16日(月)~11月18日(水)
調査対象/転職意向がある正社員勤務の人のうち、Uターン転職を視野に入れている20~39歳の男女500人
(回答内訳/20~29歳:150人、30~34歳:175人、35~39歳:175人)

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