2015年の投資結果と2016年の相場見通しに関するアンケート調査(個人投資家対象) 

2015年12月28日
岡三オンライン証券は、当社に口座を保有する全国の個人投資家に「2015年の投資結果と2016年の相場見通しに関するアンケート」を実施し、1,810名(有効回答)より回答をいただきました。

【調査結果概要】

■2015年の投資結果(損益状況、満足度)

・50%以上の方が損益状況はプラスとなりましたが、満足と答えた方は20%にとどまりました。理由としては、以下の設問でチャイナショックを2015年のターニングポイントとして挙げている方が多いことからも、チャイナショック時にそれまで積み上げてきた利益が縮小したことが挙げられます。

■2015年の取引でターニングポイントとなった出来事

・チャイナショックを挙げる方が42.4%で最も多い結果となりました。日経平均株価がITバブル期以来の高値を更新し、一段の上昇が期待される中で、日経平均株価は、3営業日で2,000円以上の急落となりました。突如発生したこともあり、多くの方のターニングポイントとなったようです。

■2016年の投資テーマ・警戒すべきポイント

・注目ポイントとしては、中国経済の後退懸念、原油安を挙げる方が多い結果となりました。また、日米の金融政策も上位にあり、2015年の相場に与えた要因を2016年も引き続き注目ポイントとして挙げる方が多いようです。
・アベノミクス第2ステージを注目テーマに挙げる方は4.9%と相対的に低く、2016年も国内要因より海外要因に対する注目度が高いことが伺えます。

■2016年の相場見通し(株式・為替)

・日経平均株価の最多予想価格帯は、20,000円~21,000円。調査期間の水準(18,900円)から10%程度の上昇を予想する方が最も多い結果となりました。
・為替(ドル円)の最多予想価格帯は、120円~125円で全体の36.1%。米国利上げペースを注目ポイントとしつつ、調査期間中の水準(120円~122円)からは大きく上伸しないと予想する投資家が最も多くなりました。


【調査概要】
調査期間:平成27年12月21日(月)~12月24日(木)
調査対象:岡三オンライン証券に口座を保有する個人投資家
回答者数:1,810名(有効回答)
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国

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[岡三証券グループ]
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