文具・事務用品市場に関する調査 2015 

2016年01月05日
矢野経済研究所は、国内の文具・事務用品市場の調査を実施した。

<文具・事務用品とは>
本調査における文具・事務用品とは、筆記具(鉛筆、万年筆、油性ボールペン、水性ボールペン、シャープペンシル、油性マーカー、水性マーカー)、紙製品(ノート、学習帳、手帳類、封筒、アルバム、ルーズリーフ、レポート用紙)、事務用品(ファイル類、粘着テープ、印章類、ラベル類、事務用のり、黒板類〔ボード他〕、修正用品、カッター、ステープラー、消しゴム、文具はさみ、電子文具〔ラベルライター他〕、電子辞書)の3分野27品目を対象とする。なお、水性ボールペンにはゲルインキボールペンを含む。

【調査結果サマリー】

◆ 2014年度の国内文具・事務用品市場は前年度比0.6%減の4,662億円
2014年度の国内文具・事務用品市場規模はメーカー出荷金額ベースで、前年度比0.6%減の4,662億円であった。景気後退期以降、2011年度までは法人需要を中心に低迷が見られていたが、2012年度以降は、筆記具が大きく拡大し市場規模全体を押し上げている。一方、2014年度は筆記具は引き続き拡大したものの、紙製品、事務用品の落ち込みをカバーするまでには至らず、市場全体は微減推移となった。

◆ 好調に拡大を続けてきたボールペン市場、今後の成長率は鈍化傾向に
2014年度の国内ボールペン(水性ボールペンと油性ボールペンの合算値)市場規模はメーカー出荷金額ベースで、前年度比5.8%増の439億円となり、水性ボールペン、油性ボールペンともにプラス成長で推移した。今後も水性ボールペン、油性ボールペンとも引き続き市場拡大が見込まれるものの、落ち着きが見られることから、その成長率は鈍化するものと考える。

◆ シャープペンシル市場が拡大
2014年度の国内シャープペンシル市場規模(本体及び替芯)はメーカー出荷金額ベースで、前年度比5.1%増の145億円であった。主要メーカー各社より投入された芯が折れないといった高機能・高付加価値を訴求した新商品によって消費者需要が活発化し、主要ターゲットである中高生の減少など少子化による構造的なマイナス要因がある中での市場拡大となった。


【調査概要】
調査期間:2015年10月~12月
調査対象:文具・事務用品関連事業者等
調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

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